できるかな?いきなり陶芸体験!

ここ丹波立杭という所は、多くの窯元が集まる陶芸の町だったのです!車で走っていてもたくさんの陶器を見ることができ、いろいろ気になるものもあったのですが、今回向かった場所は、実際に陶芸体験できる所でした。確か小学生の頃、陶芸みたいな事をやっていた憶えはあるのですが、何しろ20数年振りに器を作るというだけあって、場内の説明書を見ながら、器作りにチャレンジしてみました!
  
1.スタートは丸い粘土の塊から

当然元となる原料には手を加えていません。ちなみにこの量だと湯呑みやちょっとした小皿が作れるサイズ(90g)だそうです。料金は\900+完成品を家まで送る送料なので、けっこうお得です!
2.まずは土台を作る

今回のコースは、手動ろくろとへら等がついてきます。電動ろくろが登場するのは、上級者コースからだそうです。ま、これ位だと電動ろくろなんか必要ないのですが。ここでポイントとなるのは、あまり薄くしない事です!薄くしすぎると窯で焼いた時に割れるそうです。窯焼き後には実際作ったサイズの約2割は縮んでしまうので、その事を意識しながら作っていくのがポイント!土台ができたら、徐々に横を固めていくのですが、粘土をひも状に延ばし、親指程度の太さにしたら1層ずつ重ねていき、接合点を埋めていきます。その繰返しですが、意外と難しい!すぐ変形してしまうのが難敵だ・・・。
3.積み上がったら縁を整える

形はようやく完成!で、仕上げなんですが・・・縁を整えるのに糸を使って粘土を切り揃えるのだがこれが難しい!糸が引っ掛かって落さなくていい所まで削れてしまい、結局うねるようないびつな縁のままで仕上げることにしました!ちなみに、粘土は水を加えすぎると硬くなって形の修正が出来なくなってしまうから気をつけろ!そんなこんなで・・・
4.完成!あとは焼きあがりを待つのみ

試行錯誤しながら陶器が完成!僕がつくったのは鍋用の取り皿・・・なのですが、縮んでしまうと漬物皿に変わってしまいそうな気が。微妙に小さいのだ!で、左の作品は以前陶芸体験したことがあるというメンバーの作品。やはり一目で分かる仕上がりの優秀さでした!右の作品は僕と同じ小学生時代以来の陶芸となるメンバーの作品。とても肉厚なのですが、底が薄すぎたかな、としきりに心配してました。これらの作品は窯で焼かれた後、郵送で自宅に届けられます。約1ヶ月かかるそうですが、今から完成が楽しみです!
  
それにしても陶芸は面白い!気軽に体験できる施設があると、さらに「陶芸しよう!」という気になります。また訪れたいです!今度こそは湯呑みかな?
  
立杭 陶の郷
〒669-2135
兵庫県篠山市今田町上立杭3
TEL 079-597-2034
開園時間:9:00〜17:00(祝日以外の木曜は休館日です)
場所はコチラ!
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.58.39.458&el=135.8.1.894&la=1&fi=1&sc=3
  
温泉と銘産の黒豆と陶芸。丹波篠山は思った以上に見所いっぱい!リピーターになる価値は充分!今日は本当に素晴らしい休日でした!