ブログ上で楽しむ?中国物産展

僕の父が中国で仕事をする機会が多く、加えて僕の会社も中国出張が活発になり、そのうち僕も中国に行く機会があるかもしれません。だからという訳ではありませんが、今日は我が家にある「中国」を、ご紹介致します。
  
燕の巣、といえば高級料理だが・・・

これは「燕の巣」の缶詰でございます。「燕富王」という商品名ですが、中身は燕の巣の氷砂糖シロップ煮だそうで、形はしっかりしていませんが、一応燕の巣が入っています。まず、缶を開けるのが非常に困難!蓋の横に開封のリングプルがあるのですが、ちょっと引っ張ったらすぐ切れるし、しかも硬い!結局開封するのにラジオペンチが登場してしまいました!何とか開封し、ようやく試食。それにしても本場中国の味付けはキツい!まず匂いが強烈!いかにも甘そうな匂いなのです。そして食べて見ると・・・甘い!しかもこの甘さは、正に砂糖水!とにかく砂糖の甘さが強烈なのです。加えて妙に水っぽい上に舌にまとわりつく食感!おかげで、燕の巣がどんな味か分からない状況に陥ってしまいました!舌触りは軽いが甘さは強く後味も強烈!・・・結局完食できずに終わってしまいました。父親が言うには、火にかけて温めてから食べるそうですが、これにより後味は若干改善されました。けどやはりキツい!そういえば、中国土産で買ってきてもらっているお菓子は、みんな甘すぎるなと思っていましたが、これはやはり、中国産の砂糖の味によるものなのでしょうか?とはいえこれは、中国人向けの味付けをしている訳だから無理もありませんね。本場ではこれがスタンダードなのでしょう。郷に入らば郷に従え、だな。
  
CHINESE WINE?

商品名は「人民大会堂国宴酒」。どうやら中国政府ではもてなしのお酒として使われているみたいなのですが、その製法が、樽の中で長期熟成させて作ることから、「CHINESE WINE」という説明書きがあったのですが、原材料は謎です。そして封を開けると・・・燕の巣の缶詰同様の強烈な甘い香りが広がる。その香りからして甘くて飲みやすいお酒かなと思い、ちょっと飲んでみたのですが、現実は甘くなかった!っていうかキツい!例えて言えば、「芋焼酎の後味とウォッカの焼けるようなのど越し!」アルコール度数は38度!思いっきり二日酔いしてしまいそうな味でした!東京から来た友達が興味本位でロックで飲んだのですが、あまりの強烈さにノックアウトされてしまい、すぐさま流しに捨てたのですが、その匂いが次の日までしっかり残っていました!けど中国での飲みの席ではこのようなお酒がよく振舞われるそうです。しかも当然ストレート! 中国出張前の予行練習にはいいかも・・・。
  
ある意味ウォッカよりキツい!

商品名は「貴州茅台酒茅台と書いてモウタイと読むのですが、これを味わって飲める人は、かなりお酒が強い人だと断言してもよいでしょう!アルコール度数43度!封を開けた瞬間喉が痛くなるような刺激を感じてしまいました!飲んだ瞬間、頭がクラっとしたような強烈なアルコールに、思わず「アルコールを飲んでいるのか!?」という気になってしまいました!これだと火を吹くことも可能かも?そういえば昔、「ウォッカで火が噴けるか?」という訳わからない実験をした友達もいましたが、結果は失敗でした。その時使用したウォッカは40度。ということは・・・さすがに茅台酒では火は噴けない、か。しかしグラスに火を付けると青白い炎をあげることは出来るかもしれません。ちょっと危険だが、真夜中にグラスに注いだ茅台酒に炎を灯し、部屋を真っ暗にすると、なかなかお洒落かもしれません。ま、そんな使い方をするお酒ではありませんが・・・。
  
それにしても中国における「甘い物」は本当に強烈です!中国に行く際は、その甘さに少し慣れておいた方がいいかもしれません・・・。