紅白歌合戦改革論

2007年も今日で最初の1週間が経過致しますが、つい先週放送された「NHK紅白歌合戦」についての記事をインターネットニュースでよく見るようになりました!しかし、その大半は「視聴率前年割れ」もしくは「DJ OZMAの裸(?)パフォーマンスに抗議が殺到」といった、ネガティブな話題が先行する結果となってしまいました・・・。視聴率が下がって苦情が増えるという現実は、今年の年末放送分に対してもかなりのプレッシャーとなるはず。結局「原点回帰」は逆効果?ならば、今度は思い切った大改革が必要だ!
そこで僕なりの提案です。せっかく全国で地上デジタル放送が始まった訳ですから、「見るだけの紅白」から、「参加する紅白」に変貌してみてはどうでしょう?その改革案として・・・
  
1、視聴率リアルタイム表示
紅白に関する世間の関心事・・・はっきりいって視聴者は「紅組が勝つか白組が勝つか」なんてどうでもいいのです!むしろ、「視聴率が前年より上か下か」、こっちの方が注目を集めるはず!なので、視聴率を番組の最後に発表するってのはどうでしょう?例えば、番組の中盤で「前半戦の視聴率は・・・35パーセント!去年まであと5パーセント足りません!」「あと120万世帯の皆様、どうかテレビのチャンネルを合わせて下さい!」などといったお願い(?)を、司会者一同が投げかけたり、運命の結果発表の際に担当プロデューサーを舞台中央に迎え、前年割れなら恒例のエンディング「蛍の光」と共にプロデューサー降板、とか、前年超え達成したら賑やかなエンディングでプロデューサーを祝福しながら派手に番組終了、とか・・・そしたら、尻に火が付いた担当プロデューサーは必死になるはず!これ位の臨場感がある紅白もいいのでは・・・。
 
2、ライブ中継の増加
毎年紅白からオフォーを受けている大物アーティストがことごとく出演依頼を断る理由の一つに「NHKホールで例の出し物(?)を他の出演者とやるのがイヤだから」というのがあるそうです。だったら、彼らの意向を反映してライブ中継にシフトする。しかも、東京だけでなく全国のいろんな会場に分けて出演者を集める・・・。そしたら、全国の視聴者が会場で各出演者のライブを見れる確立が高くなると思います!より紅白が身近なものになり、かつアーティスト達も出演しやすくなるのでは?  
 
3、年末だからこその豪華なプレゼント
それでもさらに視聴者の関心を高めたいのなら、プレゼント作戦しかないでしょう?しかも、視聴率リアルタイム表示と連動して「歌手別視聴率No1予想クイズ」なるものを電話・FAX・インターネット(携帯含む)・そして地上デジタル放送上での投票サイト等で募集する!そして正解者の中から抽選で賞金100万円が当たる!等・・・。ま、これは視聴率が民放裏番組に逆転されそうになった場合の最終手段ではありますが・・・。
  
以上、私案ではありますが、2007年の紅白を「起死回生の紅白」にしたいのならば、ぜひとも参考として頂きたい!次の放送まで、あと358日もあります!準備は十分出来るはず・・・。日本放送協会の皆様、ぜひとも御一考よろしくお願い致します!