ネーミングライツ

今日まで僕は生まれ故郷の福岡にいました。福岡といえば、３月の地震の被害を受けたばかりですが、僕が見た感じでは、そこまでひどくはなかったみたいだったので安心しました。
福岡といえば、今年ホークスがダイエーからソフトバンクにリニューアルし、再び福岡を代表する球団として首位争いを演じていますが、そのホームグラウンドが「福岡ドーム」から「ヤフードーム」へと変わりました。確かに、中身は福岡ドームそのものなのだが・・・どうも僕には納得がいかないのです。確かに、「たかが名前」なんだけど・・・どうも福岡の代表的名所が、特定の企業に乗っ取られたような気がしてなりません。現に、地元福岡ではなかなか定着してないようで、バスの行き先表示も福岡ドームのまま、街の会話も、やはり「ヤフードーム」という名前は出てきません。そのうち慣れるんでしょうけど、このネーミングライツは、前途多難のような気がします。
サッカーの球技場では、東京スタジアムが味の素スタジアムに、横浜国際競技場が日産スタジアムに変更されていますが、これからは野球場、とりわけドームのネーミングライツが盛んに行われるような気がします。例えば、ナゴヤドームのネーミングライツをトヨタが取得し、今年８月スタートの高級車ブランドにちなんで「レクサスドーム」にするとか、経営不振の大阪ドームの場合、地元の代表的エンターテイメント企業にちなんで「吉本ドーム」・・・なんかいい加減なことばっかり書きましたが、あながち有り得ない話でもなさそうな気がするのは私だけでしょうか？