阪神タイガース優勝を待ちわびる街

royaldo2005-09-22

阪神タイガースの優勝の瞬間が近づいて参りました!9月22日時点での優勝マジックは「6」。宿敵中日の追撃も蹴散らし、あとは歓喜の瞬間を迎えるのみ。今や球界の盟主となった阪神だけに、熱狂的ファンを多数抱える関西のみならず、全国でも再びトラフィーバーが起ころうとしています。とはいえ、やはり熱く盛り上がっているのが虎の聖地・関西。特に、大阪〜神戸での各都市での盛り上がりは確実にヒートアップしてきました!
前回の優勝時、僕の勤める会社の屋上に「阪神優勝マジック○○」というカウントダウンボードが出現し、社長がスポーツ誌の取材も受けていました。明らかに便乗商法ですが、目立つ事この上なしの、阪神尼崎〜出屋敷間の海側を見ると一発で分かるカウントダウンボード。今年も出現しました!優勝した時には、M○○と書かれていたところが、「おめでとう」に変わる訳ですが、その時には関西は、再び喜びを爆発させることでしょう。となると気になるのが、あの「ダイブの聖地」となった道頓堀近辺ですが、今年はダイブ阻止へ大阪市が本腰を入れて取り組み、巨大な防護フェンスが出現するなど、物理的にダイブが出来ない環境が出来上がりつつあります。優勝の日には相当な警備員も出現するなど、優勝の喜びとは裏腹の物々しい雰囲気になりそうです。しかし、前回は18年振りの優勝ということもあって、喜び方を知らない、もしくは、感情を抑えきれないファンが暴走した部分もありました。今年は、2年前に「優勝の味」を知ったファンが、少しは落ち着いて、優勝の瞬間を楽しめるのではないでしょうか?(けど今年は道頓堀にタイガースグリコが出現しなかったのが残念だ・・・)
それにしても、阪神タイガースは本当に強いチームになりました。前回の優勝は、ある種の「星野マジック」のようなものがありましたが、今年の場合は、その後を継いで真価が問われていた岡田監督がその実力をいかんなく発揮し、心身ともに成長した「V戦士」が自分達の力で優勝を引き寄せているのだと思います。走攻守のバランスよくまとまった今年の阪神は、正に優勝チームにふさわしい戦力になりました!その一方で、補強の仕方を間違えたまま、負の遺産ばかりが不良債権のように積もった巨人・・・かつては両者の立場は逆だったので、今の状況に違和感を憶える人も少なからずいるみたいですが、阪神が強くなり、ファンや街のボルテージが上がっている事実を、しばらくは楽しんでみようと思います。
・・・とはいえ、日本シリーズでの対戦相手として最有力なのは、我が福岡ソフトバンクホークスプレーオフという強敵はありますが、このままパ・リーグを征して日本シリーズ阪神と戦うことになったら、2年前のリベンジシリーズとして盛り上がることでしょう。しかし、関西にいる以上、とても肩身の狭い思いをすることは覚悟していますが・・・。そういえば、今の仕事が片付いて「秋の盆休み」を取ったら福岡に帰省します。その頃はプレーオフやっているかもしれません。鷹の聖地・福岡の盛り上がりはどうなっているのだろう?その辺り、取材してみようと思います。