注目のカーマルチメディア

今までの流れから一転して今日は自動車ネタです。
最近自動車はネットワーク端末化しており、カーナビやETCはもちろん、あらゆる場面で情報交換をやりとりしながら走っています。これが21世紀に入ってからの大きな変化だと言えそうですが、今日はその中でも「おっ!」と思ったことを書きます。
  
盗んだあなたは痛い目に遭う!驚異のセキュリティーシステム
当ブログ「人生は娯楽だ!」の自動車ネタにおいてレガシィの次によく登場するのがレクサス。フラッグシップとなる最上級車「LS」投入まで苦戦が続いていますが、そんなレクサスの運命をも背負った新型LSに、驚きのセキュリティーシステムが搭載されるというニュースが入ってきました!何と、遠隔操作でエンジンを停止するシステムです!そもそもレクサス車は、至れり尽せりのネットワークサービスを標準装備しており、電話でオペレーターと交信してナビの遠隔操作をしたり、近所のレストラン等を検索してもらったりする便利なサービスの他、万一盗難された場合に車両を追跡し、警備員を派遣するというサービスまで用意されています。これだけでも凄いのに、今度はついにその情報ネットワークを駆使し、盗難された場合にオーナーからの指示でコントロールセンターが逃走(?)中のLSのエンジンを停止するというものです!もちろん、言われたがままにエンジンを切ったらそこは高速道路走行中だった・・・なんてことがあれば大惨事になってしまいますので、交差点停止中などの被害が最小限に治まる場面を見計らってエンジンを切るのだと思います。かつてエンジンをリモコンで始動、ってのは多く世に出てきましたが、ついにはるか遠くから遠隔操作する時代に発展した訳です!そのうちエンジンの調子などをモニタリングできるシステム(F1では随分前から導入されているが)が市販化されるかもしれません。と同時に、車は常に監視されている・・・と思うとゾッとします。カーマルチメディアの進化はより便利になっていますが、同時に「個人情報を取り扱う」ことにもなるので、メーカーはその辺十分過ぎるほど対策を行っていただきたいと思います!
  
すごいぞ!ETC夜間割引
高速道路におけるETC利用率は高速道路を管理している全6社で50%を突破し、軒並み約6割がETCで走っています。僕がよく利用している阪神高速も、ETC装着車の方がもはや普通だと思える程で、僕の会社は未だにETC装着車を導入していない為に社用車は一般ゲートを通るのですが、隣のETCレーンの方が列を作っているという光景もよく見ます。そんなETC、各高速道路で各種割引サービスを行っていて、これがETC利用率を大きく引き上げたのですが、NEXCO(旧JH日本道路公団)が始めた夜間割引は凄い!何と半額!夜間割引の存在は知っていたのですが、出口ゲートに表示された料金を思いっきり疑ってしまいました。先週京都に行った際、帰りは名神高速道路で京都南〜尼崎を走ったのですが、普通\1,500かかるところが半額の\750!これはかなり嬉しい割引サービスです!但しこの半額サービスが適応されるのは、東京(首都圏)と大阪(関西圏)の100km以内の高速道路走行のみとなり、22時から翌朝6時までに入口もしくは出口ゲートを通過した場合のみ適応されます。
詳しい概要はこちらをご覧下さい→http://www.nexco.ne.jp/morning-night_discount/
また、それ以外の地域でも30%オフの深夜割引が適応されます。→http://www.nexco.ne.jp/night_discount/
しかし僕達が生活している関西圏ではETCが一般化していますが、これが地方都市となると・・・まだまだ必要性が感じられないのが現状でしょう。九州で例えれば、ETCが日常化できるのは福岡都市高速道路でETCが割引サービスと共に利用可能となった福岡市とその近郊、もしくは福岡市によく車で行く人位だと思います。だから北九州に住んでいる僕の実家の父にETCを勧めるのは、まだ先になりそうです。これが北海道にもなれば・・・さらにETCは縁遠いものだと思います。何せ高速道路が不要(?)な程一般道の流れがいいですから。ちょっと前に「ETC装着車は1日○○円で高速走り放題」というキャンペーンを北海道でやっていたそうですが、ETCが全都道府県で利用率50%突破するのは、地上デジタルテレビが50%突破するより難しいかもしれません・・・。
  
とりあえず今日はこの2つのカーマルチメディアネタを取り上げました。
ちなみに明日は・・・久々のパーティー!テーマは「自家製?花火大会」だ!!