福岡シティスナップ〜2006年・夏
わずか3日間の福岡帰省から帰って参りました。
あまりゆっくりは出来ませんでしたが、我が故郷・福岡でいろんな美味しいものや発見が出来たので、しばらくは福岡帰省記ということで特集していきたいと思います！
そんなこんなで本日は、夏の天神界隈を中心に写真を用いてご紹介したいと思います！
ご当地ジョージア
日本一有名な缶コーヒー、ジョージアに地域限定のバージョンがあるのをご存知でしょうか？僕の友人の話によると関東限定の甘いジョージアがあるそうですが、ここジョージア発祥の地とも言われている福岡（最初に発売したのが北九州コカ・コーラボトラーズ（現・コカ・コーラウエストジャパン）なのでそう言われている・・・）では、「ジョージアテイスティ」というフレーバーが九州限定で発売されています。僕はジョージアの中でもこれが一番好きで、苦味と飲み応えがある上にコーヒーの味がしっかり主張しているので、ぜひとも全国で発売して欲しいと思っている逸品です！これを全国で発売されていると思っていた当時関西歴1年目の僕は、「関西のジョージアは薄い！」と落胆したものでした・・・。
JR九州が誇る特急ラインナップより
この程、JRの中でも九州・北海道・四国といった「島国３社」の中で先陣を切って新幹線を走らせたJR九州。待望の九州新幹線「つばめ」が開通したのですが、いかんせん博多駅まで乗り入れしていない為、まだまだ同社の主役となっているのが特急列車。特に長崎本線「かもめ」や日豊本線「ソニック」など、鉄道ファンの人気が高い特急列車がたくさん！九州は電車で旅するのもいいと思います。車好きの僕でも思わず電車で出掛けたくなるJR九州の特急列車についてはコチラをご覧あれ！
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/train.jsp
今日僕が乗ったのは、JR鹿児島本線の門司港〜熊本間を走る特急「有明」。この列車が博多を越えて門司港まで走る事はあまりないのでラッキーでした！もともと博多〜鹿児島中央駅（当時は西鹿児島駅）を結ぶ特急「つばめ」に使われていた車両で、現在でも九州新幹線の暫定始発駅である新八代駅に向かう特急「リレーつばめ」の車両として活躍していますが、最近になって「有明」にも用いられるようになりました！この特急で福岡〜鹿児島間を何往復しただろう・・・。特に帰りは夜行列車「ドリームつばめ」をよく利用したな・・・。とても懐かしい感じがした、わずか40分程度の電車の旅でした。
天神の重心は南西へ
九州を代表する繁華街、福岡・天神はかつて、昔の岩田屋本館があった「天神交差点」が一番の賑わいと路線単価を誇る場所でした。ところが、90年代後半の「第3次天神流通戦争」を期に、天神の南西部を中心とした再開発が繰り広げられ、当の岩田屋も去年、旧・本館の南西部に位置する新館（当時はZサイドと呼ばれていた）を本館とし、その隣に新館を構え、現在の店舗構成となりました。その結果、天神の賑わいの中心は完全に南側にシフトし、この岩田屋近くには新たな再開発ビル（写真右・ビル名までは分からない・・・）が今年の秋にオープンするなど、ますます「天神の南西部」が元気になっています！西側にある大名地区は、九州のストリート文化を発信する個性的な路面店でいっぱいだし、とにかくこの地区はパワフルだ！
平井堅はここで「Love Love Love」を唄った！
かつて「平井堅は福岡の警固公園でビデオクリップ撮影を行った！」という記事を書いたことがありましたが、その警固公園がコレ！
左の写真は、平井堅の目線です。アーチ状のゲートを持つ歩行路の前で当時のファンが一緒に手拍子を取っていました。
右の写真は、逆にファン側の目線です。だいたい写真の中央辺りで平井堅は唄っていました！
そして僕が「ここは警固公園だ！」と確信した「SOLARIA PLAZA」の看板は、その後に生え伸びた木々によって隠れてしまいましたが、もし平井堅のベストアルバム「歌バカ」の初回限定盤DVDを持っている方がいらっしゃいましたら、このブログの写真と、7曲目の「Love Love Love」のビデオクリップ映像を見比べてみて下さい！さらなる臨場感と、福岡にお住まいの方ならさらなる愛着が湧いてくると思いますよ！
イムズの屋上公園から見る福岡の景色
僕が天神の中でも一番気に入っている情報発信基地「イムズ」の屋上広場からみた福岡の風景です。ここは夏場は21時まで開放されているので、きっときれいな夜景が楽しめると思います！
で、左の写真は天神の西側です。遠くに福岡のシンボルでもある福岡タワーやヤフードームが見えます。（なぜヤフードームと素直に言うようになったかというと、その理由は後の章で・・・。）写真では分かりづらいのですが、何とも福岡らしいシルエットを奏でている素敵な風景です。
一方右の写真は・・・何かと話題が多い（？）天神北の風景です。あのダサい新マークに換えられた苦悩のダイエー、その基幹店であるショッパーズダイエー福岡や、TOB問題の渦中にある紳士服のフタタ本店、さらにはヲタク系の店が相次いで進出し、秋葉原や大阪の日本橋の様な街になりつつある（？）北天神界隈が見えます。それらを包み込むように延びているのは、福岡都市高速道路の荒津大橋です。この界隈は、かつては天神の中心だったのですが、この先の巻き返しはあるのでしょうか？
史上最大のイベント実現へ向けて・・・
福岡市は現在、2016年のオリンピック実現に向けて誘致活動を行っている最中です！今年中にも国内候補地が決まり、ライバルである東京に対してどのようなPRをしていくのがが気になる所です。確かにリスクは大きい。けどやはり「地元で実現する世界最大のスポーツの祭典」を期待してしまうものです！東京は既にオリンピックやってるんだから、2回もやる必要ないと思うし・・・最近になって街の至る所に、このような掲示物を見るようになりました。まずは国内候補地レースでの勝利に向けて、市民に訴える為の演出でしょう。しかし当の福岡市民はどう思っているのでしょうか？確か大阪が誘致活動を行っている時の市民の反応は、けっこう冷めたものでしたが、祭り好きの博多っ子の反応やいかに！？
今年もこうして天神を歩いていると、まだまだ元気がある街のパワーと、「帰ってきたなあ」と思わせる安堵感を感じることが出来て、やっぱ福岡はよかねぇ〜！と実感するのであります！
で、先程のヤフードームの話ですが、いろいろあるのでこの後の「人生は娯楽だ！アーカイブス」第2段で触れたいと思います！
