「どっちの料理ショー」が番組打ち切り

僕はそんなにテレビを見るわけではなく、毎週必ず見ている番組ってのはありません。そんな僕でもけっこうよく見ている番組の一つに「どっちの料理ショー」があるのですが、こないだの放送で最終回を迎え、9年半に渡る歴史に終止符を打ちました。
料理バラエティーとしては、「料理の鉄人」と並ぶ人気を博していたのではないかな、と思うのですが、「料理の鉄人」が一般人が自宅のキッチンで再現するにはあまりにもコストがかかり過ぎる料理ばっかり繰り広げているのに対し、「どっちの料理ショー」で繰り広げられているのはフツーの料理。確かに「特選素材」なるものは登場していますが、基本的にはフツーの料理工程にエンターテイメント性を加えたものでした。故に、それを見ていると無性に食べたくなり、僕の夕食の献立計画に少なからず影響を与えるものも多く登場しました。さらに、特選素材が紹介された店では誇らしげに、「どっちの料理ショーで紹介されました!」という宣伝が!(特に福岡に帰省した際にはよく見かけた!)今でも気になる特選素材は数多く、ちょっと前までやっていた「おいしい応援団(その日のテーマとなる料理の人気店紹介)」を見て実際に足を運んだ店もありました!中にはこのブログに登場した店もあり、少なからず僕のグルメ特集にも影響を与えた番組の終了・・・。確かにネタには限界があり、気がつけば同じ対決を何回もしたのでは。最終回も「カツ丼VS親子丼」。多分この対決も過去にやったはず。だからマンネリ防止ということもあって、(製作・著作の)よみうりテレビは打ち切りを決めたのでしょう。しかし、その後番組のメイン司会者が同じ関口宏三宅裕司ということもあってか、えらくあっさりと番組が終了してしまいました。「料理の鉄人」が派手なスペシャル番組で最終回を迎えたのとはあまりにも対照的でしたが、僕にとって長きにわたり何らかの影響を食卓に与えてきた番組が終了するのは、やはり寂しい限りです。