今週の1枚 Vol.47
2週間振りとなりました、月曜恒例音楽コーナーです!
これまでもう50回近くこのコーナーやってましたが、あの「日本を代表するアーティスト」の1組がここでようやく登場!
B'z「IN THE LIFE」
- アーティスト: B’z,KOHSHI INABA,TAKAHIRO MATSUMOTO,MASAO AKASHI
- 出版社/メーカー: BMGルームス
- 発売日: 1991/11/27
- メディア: CD
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リリースされたのは1991年・・・実にもう16年以上も前の作品となる通算5枚目のアルバムですが、かつて松本孝弘がTM NETWORKのバックミュージシャンをやっていた影響もあってか、TMばりのデジタルビートが全面的に出されていた初期のB’zサウンドから、日本を代表する「ロックアーティスト」へ変革を始めた、その過渡期の作品といえるのがコレ!
まだバブルの余韻が残っているのか、稲葉浩志の歌詞が生活感あふれる(?)ものへと変わる前のカッコよさにこだわった感じが、ある意味とても新鮮に感じられます!とはいえ、「Wonderful Opportunity(#1)」「憂いのGYPSY(#4)」の歌詞は、とても親近感が持てて気に入っています!
そして、個人的には「B’zのサウンドに打ち込みは必要不可欠」と思っている僕としては、初期のデジタル・ビートと、現在に脈々と繋がるロックサウンドが、かなり高い次元で融合したサウンドが素晴らしい!シングルは最終曲の「ALONE」のみですが、アルバム全体のクオリティが高く、最初から最後までフルで聴きたくなる力作揃いだと思います!
「カッコイイ!」とストレートに思わせてくれる「快楽の部屋(#3)」「WILD LIFE(#7)」や、大人のサウンドを感じる「TONIGHT(Is The Night) (#2)」「もう一度キスしたかった(#6)」もおススメですが、一番気に入っているのは・・・9曲目の「あいかわらずなボクら」!わずか1分40秒のショートソングで、しかもボーカルとギターだけのシンプルなサウンドなのですが、B’zとしては珍しい(?)応援歌的な曲!落ち込んだ時に思わず聴きたくなる、悩んだときに気持ちを軽くしてくれるような、短いながらも素晴らしい「隠れた名曲」だと思います!
今やJ-ROCKの頂点を極めたともいえるB’zですが、サウンドの過渡期でありながら名曲が揃ったこのアルバムを、最近ファンになった人たちにもぜひ聴いて欲しいです!そして、昔からのファンの方も、改めてこのアルバムの良さを再認識して頂きたいと思います!