京都・南禅寺の紅葉

今週の3連休は正に絶好の紅葉日折!そして、関西、いや日本を代表する紅葉スポット・・・それは京都!という訳で、久々に京都にやって来ました!(といっても夕方の短時間だけですが・・・)
過去に訪れた京都の名所として、嵐山はもちろん、清水寺下鴨神社金閣寺平安神宮伏見稲荷大社などがありますが、今回訪れたのは・・・以前から「次はココに行こう!」と思っていた、南禅寺です!

臨済宗 大本山 南禅寺」というのが正式名称みたいですが、森の中にひときわ存在を主張する、数多くの見所が境内にあり、特にこの季節は・・・紅葉が見事!
 
まず最初に訪れたのは「山門」

純和風の木造建築でここまで存在感が大きいものを見る機会は少ないので、この立派な佇まいは見事です!
上の階は展望スペースになっており、紅葉で紅く染まった南禅寺の境内を見渡すことが出来ます!(さすがに人が多過ぎて今回は行けませんでしたが・・・)
 
そんな「山門」の周りに、この季節ならではの大きなもみじの木が!これぞ正に紅葉鑑賞の醍醐味!

 
次に訪れたのは「法堂(はっとう)」

南禅寺の中でも問禅、開堂等法式行事の行なわれる重要な場所です。
内部の一般公開はされていないようですが、その立派な佇まいが「南禅寺の中心はココ!」だと主張しているかのようでした!
そんな法堂をバックに撮った紅葉の風景・・・これもまた、南禅寺でしか出会えない神秘的な風景です!

 
境内を南に進むと・・・見事な赤煉瓦のアーチが架かる!

これは「疎水」と呼ばれる水路で、橋の上に流れているのは・・・何と、琵琶湖の水!

実に今から108年も昔に完成した水路は、そのまま琵琶湖に繋がっており、周りに海がない京都の町に貴重な水資源を運ぶ重要な役割を果たしています。
赤煉瓦ならではのさり気なくも暖かみのある色調が、長い歴史を刻む南禅寺の境内に調和しているかのようでした!
 
そして最後に訪れたのが、京都の三名勝史跡庭園の一つ、「南禅院」

さすがにここは入館料(300円)が必要ですが、一歩中に入ると、京都の庭園の中でもトップクラスの美しさが拡がる!

南禅院を訪れた辺りから外は急に暗くなり、なかなかいい写真は撮れませんでした。とはいえ、その美しさは全ての人を魅了してくれるに違いありません!
正に縁側で何も考えずにボーっとしたくなるような、とても落ち着いた雰囲気の庭園でした!
 

さすがにどこもかしこも人でいっぱいでしたが、京都の紅葉を鑑賞できて本当によかった!正に京都でしか出会えない特別な紅葉の風景!この先も永遠に語り継ぐべき文化遺産だと言っても過言ではないと思います!
今回も滞在時間2時間弱という、慌しい京都観光でしたが、割引切符で明石〜京都間が990円で行ける等、正に毎週でも通えるようなロケーション!なので、この先も回数を重ねていろんな京都の名所を楽しんで行きたいです!
 
南禅寺の公式ホームページ
http://www.nanzen.com/index.html