大阪シティスナップ〜2009年3月現在の梅田

だいたい半年に一度のペースでお届けする、2011年に向けてのJR大阪&阪急梅田駅ビル再開発プロジェクトの途中経過レポートです!

前回のJR大阪駅再開発の途中経過レポートをお届けした8月末時点では、北口側の駅ビルの鉄骨が建ち始めた状況でしたが、それから半年経ったこの日は・・・鉄骨の組立てが大方完了し、ビルの骨格がはっきり現れました!

一部では外壁の工事も始まるなど、半年でかなり進んで参りました!そして、新駅ビルの象徴的スポットとなりそうな、南北連絡通路を形成する仮設鋼材の枠組みも現れました!
そして、新駅ビル西側に目を移せば、その骨格がより鮮明に浮かび上がります!

最終的には、西側には高層オフィス棟が出現するので、鉄骨工事はまだまだ続きますが、百貨店や専門店街が入居するショッピングゾーンの鉄骨はほぼ組み上がり、その圧倒的なスケールが、完成をより待ち遠しくさせてくれます!
 
しかし、この駅ビル再開発プロジェクトは全て順風満帆な訳ではなく、JR大阪駅より北側の「北ヤード地区」再開発ゾーンに関しては、ほとんど工事が進んでないようでした。

やはり昨今の世界同時不況の影響をモロに受け、完成時期が遅れるだけでなく、計画そのものが見直しを迫られる等、前途多難な一面も見られてきました・・・。
 
 
そして、JR大阪駅以上にはっきりとした輪郭を見せてきたのが、阪急梅田駅の新駅ビルです!

こちらは開業時期が予定より遅れ、2012年のグランドオープンに変更されたそうです。が、建物の骨格は完全に出来上がり、外壁工事も上層部を残すのみとなりました!

経営統合し、同じグループとなった阪神百貨店との2ショット。今後どういった住み分けを行っていくのかが気になるところですが、梅田界隈の回遊性をより一層高めてくれるテナント及び機能を備えた駅ビルになってくれるという期待を、現在建設中の巨大なビルに託したい!
 
 
とどまる事を知らない景気の減速を受け、全国の再開発プロジェクトが大いなる逆風下にさらされています。そんな中、もう後戻り出来ないところまで進化してきた2つの巨大ターミナル!「都心に残された最後の一等地」における一大プロジェクトが、大阪の逆襲の起爆剤となることを願い、今後も定期的(といっても次は半年後?)に、梅田再開発レポートをお届けしたいと思います!