初開催!全国光とあかり祭りin奈良

西夏祭り3連発!その最後となるのが・・・7月31日〜8月4日に渡り、今年初めて開催された、史上初(!)、全国の光イベント勢ぞろいの祭りです!
 
その名もズバリの「全国光とあかり祭りin奈良」!平城遷都1300年祭でかつてない盛り上がりを見せる、奈良の古都が舞台です!
 
初夏の平城京跡地で、独特のユルさを思いっきり堪能して以来の奈良。今回は、阪神なんば線快速急行で、三宮から乗り換えなしで奈良へ!近鉄奈良線に終点まで乗ったのも初めてで、まるで子供のように(?)車窓に大喜び!
そして、メイン会場に行く前に、夜のライトアップが施された興福寺五重塔に立ち寄る。

昼間とは違って見える五重塔はとても美しく、幻想的に見える歴史建造物を見ながら、祭りムードは徐々に高まっていきます!
 
いよいよ、メイン会場の奈良公園登大路園地へ!

 
このメイン会場には、全国から9つの光のイベントが集結!・・・とはいえ、会場のキャパも限られている為、ここに出展されるのは、全国の光のイベントで使用されている灯篭やイルミネーションの一部。これらの明かりは、それぞれの開催地の風景と一体となって初めて完成するのですが、その一部とは言え、色とりどりの明かりが一同に集う景色は、これまでにない独特の華やかさを放ちます!
 
まずは、今年から京都・堀川〜鴨川で開催される「京の七夕」で使用される行灯の列!

 
次に、鳥取・倉吉で秋に開催される、「山陰KAMIあかり」の、因州和紙の照明!これは思わず、我が家にも欲しくなるお洒落アイテム!?

 
長野市で毎年2月に開催される、「長野灯明まつり」の灯り絵常夜灯!なかなか行く機会がない、善光寺の冬の風景を、夏の奈良で実感出来るなんて、実に素晴らしい!

栃木・日光で9月に開催される、「突きあかり花回廊」の絵手紙行灯!「鬼怒川温泉」の文字が、関西から遠く離れたかの地への誘いにも見えてくるのは何故だろう?

さらに、京都・宇治で10月に開催される、「宇治灯り絵巻」の絵巻灯篭!和紙の質感と和画の奥深き世界観、それを輝かせる明かり。まさにアート!

  
そして、これは訪れた多くの人を惹きつける!岐阜・美濃で10月に開催される「美濃和紙あかりアート展」!そのアート作品が、奈良でもその芸術性を開花させ、一際輝いて見えました!




メイン会場をひと回り見ていくと、ふとある事に気付く。平城遷都1300年祭同様、何となくユルいのだ!和紙のあかりアートには思いっきり接近出来るし、さらにはこんな凄いアート作品にまで・・・至近距離で楽しめるのだ!(もちろん、会場は無料!)

一週間前の天神祭で、警察官が鬼のような形相で交通整理をしていたのとは実に対照的!このユルさこそが、奈良最大の魅力、か!?
 
もちろん、地元・奈良からも、2月の明かりイベント「なら瑠璃絵」でエントリー! 色鮮やかなんだけど、何となく控えめなところもまた、奈良ならではの魅力!?


なら瑠璃絵のイルミネーションを眺めながら進むと・・・本イベント最大の見所となる、奈良公園側の会場へ!

赤と黄色の誘導灯に従って進んでいくと・・・このイベントに出展した明かりの中でも、最も感動的な演出を繰り広げてくれるスポットへ!

これは圧巻!横浜で年末に開催される、「横濱キャンドルカフェ」です!
 
極彩色のキャンドルが、王冠やハートマーク等のいろんな形を描きながら、古都の公園を幻想的に彩る!

思わず立ち止まって、見とれてしまいそうな明かりの芸術!しかも、至近距離から鑑賞OK!正に感動的でした!

 
ちなみに、このイベント最大の目玉は、ご存知・関西を代表する明かりイベント、「神戸ルミナリエ」のメインステージ、カッサ・アルモニア!

そして、「OSAKA光のルネサンス」で、大阪市中央公会堂を光で演出する「光絵画」!

 
確かに、とても綺麗なライトアップですが・・・こればかりは、やはり現地で楽しみたい!この2つのイベントに、今年こそ行ける事を願って・・・そのプロローグのような共演でした!
 
 
史上初の全国明かりの共演という、素晴らしいイベントを、奈良独特のユルさと共に心ゆくまで楽しむ。この素敵なイベントは、僕にとって大当たりでした!
これは来年も、ぜひスケールアップして継続して欲しい!そして、さらに奈良が好きになったような・・・今年は奈良県が熱い!
 
それにしても、今年の夏は素敵な夜の祭りと、そこに刻む思い出がたくさん!記念すべき1年になりそうです!