自動車事故・盗難に備えての心得①

昨日姉妹サイトの「ニホンヘニゲロ」で、電車の乗客が突然発病した時の為に、公共の場所に必須で設置して欲しい設備についての記事がありました。
http://d.hatena.ne.jp/kpq/20050621参照)
僕は医療関係にはあまり詳しくないのですが、もしもの時に備えておくべきこと、心得ておく事はいろいろあります。今回は、僕も含めて普段車に乗っているみなさんにとって必要な事を記載します。2回に分けて掲載致しますが、1回目の今日は、事故に遭った時の心得です。
今から書くことは、当たり前のことばっかりです。このブログを読んでいただいているみなさんには、「こんな当たり前の事なんか書いてどうするんだ!」と思っている人も多いと思いますが、万一の事故に遭った場合、気が動転して落ち着いた対処が取れないケースも多いのです。この紙面をプリントアウトして、車の車検証入れあたりに挟んでいただけたら、もしかしたら、いざというときに役に立つかもしれません。
  
万が一、事故に遭った時に対処すべき事
まず最初に、連絡しなければならない所は、
①ケガ人が出た場合は救急車(119番)②警察(110番)③自家用車もしくは社用車の自動車保険の代理店 ④(社用車の場合)勤務先の会社  です。
もしも③がレンタカーの場合は、その車を借りたリース会社の連絡先を控えておく必要があります。
また、③については、代理店の他に保険会社に直接連絡を取ることもできます。たいていの保険会社は、万一の時の緊急連絡先を設けていますので、代理店及び保険会社の連絡先は、必ず連絡先を書き留めたメモを車内に常備しておくか、携帯電話のメモリーに登録しておきましょう。
次に、必ずしないといけない行動は、
①何よりも先にケガ人を救助する②事故車両を、他の車の迷惑にならない場所に移動する③赤色筒や三角板などで事故現場を明示する ことです。
その際、車内に応急手当ができる救急箱を備えておくのもよいでしょう。これには、移動中に気分が悪くなった人向けの薬なども入れておくとさらに心強いものになります。あと、ケガ人が出たときの応急手当の知識も必要ですが、残念ながら僕にはありません。自分の身のまわりに看護婦の知り合いがいたりしたら、聞いてみるのもよいでしょう。
そして、自分が事故を起こしてしまった場合でも体への衝撃を少しでも軽減する為に、
①必ずシートベルトを締める②ステアリングにあまり近付き過ぎない運転姿勢をとる③脚を組まない  この3つを守りましょう!
①については、当たり前の事です!エアバッグもシートベルトをしていない人を守る事はできません。あれはあくまでも「シートベルト補助装置」です!ステアリングに表示してある「SRS=Supplemental Restraint System(補助拘束装置)」という文字がそれを証明しているのです!シートベルトをしていない人は、エアバッグのない方向に放り投げられるか、場合によってはエアバッグにはじき飛ばされることさえもあるのです!あと、助手席の人がシートベルトをしていない場合、運転手に対するペナルティが課されてしまいますので、必ずシートベルトを締めさせて下さい。例え相手がわがままな彼女(彼氏)や得意先のお偉いさんであっても。
②③については、事故の衝撃による2次災害として、組んだ脚がもう一方の脚を巻込んで圧迫したり、ステアリングやインパネに頭を打つ危険度が高くなったりすることが考えられます。
あと、小さいお子様がいる方は、必ずチャイルドシートに座らせましょう!最近道交法で義務づけられていることからも、その必要性はお分かりいただけていると思います。ただ、僕みたいにお子様を乗せる機会がない人が、「昔の友達といきなり奇跡的?再会を果たし、話が弾んでいるうちにどこかへ行こうか、ってなったときに実は一緒に子供がいた」的なシチュエーションに遭遇した場合・・・そこまで考えていませんでした。失礼。

改めて読み直しても、そこには当たり前のことしか書いていません。しかし、ここに書いている事は、必ず実行しなければならないことばかりです。だからこそ、抜けなく実行できるよう、お守り代わりに車に置いていただけたらありがたいです。あと、保険関連の連絡先も。
とはいえ、一番大切なのは、ここに書いている事が全て無駄になる様、安全運転に努める事なのです!

もしこの記事に不足がありましたら、ご指摘及びアドバイスの程よろしくお願い致します。
次回は、「盗難に対する心得」です。・・・かなり固い内容になってしまった。