絶品の名古屋食①〜鰻のひつまぶし

名古屋名物の一つに「鰻のひつまぶし」がある。その中でも最も人気がある、ひつまぶしの老舗が、中心街・栄の松坂屋に出店!
元祖ひつまぶし あつた蓬莱軒
http://www.houraiken.com

何と、この「鰻のひつまぶし」というのは、あつた蓬莱軒の登録商標らしい!つまり、これこそが鰻のひつまぶしなのだ!てな訳で早速足を運んだのだが、やはりこの店の人気はすさまじく、何と入店1時間待ち!普通ならここで退散するのだが、ここだけは外したくなかったので、行列の中に飛び込んで参りました!
そしてたどりついた「鰻のひつまぶし」は、並で2500円と少々高いが、その値段が納得出来る程のボリュームで、僕の前に現れた!

千切り状の鰻は、柔らかい食感はもちろんのこと、カリッと香ばしい皮も美味いのだ!そして、たれがよくからんでおり、普通にうな丼としても充分絶品と言えるものだが、なんせその味わい方が違うのです!
このひつまぶしには3つの楽しみ方があり、茶碗につぐ度に味付けを変えていくのが正しい味わい方だという。

ひつまぶしの食べ方①そのままで
まずは鰻そのものの味を堪能する!そのままでも充分美味しいので、鰻独特の風味を堪能しよう!
ひつまぶしの食べ方②薬味と共に
ここにねぎとのりをトッピング。劇的に味が変わる訳ではないが、確かにそのままで食べた時とはちょっと味わいが違う。やはりねぎが効いている!このちょっとの変化が、2つの味を楽しめるという、ちょっと得した気分にさせてくれること間違いない!
ひつまぶしの食べ方③だしをかけてお茶漬け風に
これこそがひつまぶしオリジナル!何と、だしをかけるのだ!ちょっと肝吸いにも似た味のだしをかけると・・・だしとからんだ鰻めしが、ちょっとお腹がいっぱいになってきた時によく合うのだ!最後をしめるにふさわしい味わい、って言うか、こんな食べ方もあるんだなと、ちょっと驚きの味わいが楽しめます。ちなみに、いくらお茶漬け風だからといって、普通にうな丼にお茶をかけたのでは、この味は再現出来ません!やはり、だしが決め手なのだ!
  
いや〜1時間待っただけの甲斐がありました!ひつまぶしがこんなに美味いとは!だけどこの味は、基本となる鰻が美味しいからこそ引き立つ!これは並んででも食べに行くだけの価値がありますよ!ちなみに、僕のような東海エリア外からの客も多く、万博ついでなのか、ガイドブック片手に並んでいる人を多く見ました。これも名古屋ブームの片鱗か!