Mr.Children全アルバムレビュー(前編)
「この時期に何故ミスチル特集?」・・・
このブログをご覧になられた方のほとんどがそう思われているでしょう。なんせ最新作「箒星」がリリースされてからもう2ヶ月以上も経過しているし、かといって次回作のリリースが公表された訳でもなく・・・しかしどんなシーズンでも聴きたくなるときがある、それこそがミスチル!特にこの季節は、僕にとっての「思い出のミスチルナンバー」が数多く誕生する時でもあります。なのであえてミスチル特集です。
今日はこれまでにリリースされた全てのオリジナルアルバムを簡単に振り返ってみたいと思います!
加えて、シングルカットされていない曲の中から僕的なおススメナンバーもご紹介!
1st.ALBUM「EVERYTHING」(1992年)
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1992/05/10
- メディア: CD
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(おススメのナンバー)Mr.Shining Moon(#2)風〜The wind knows how I feel〜(#4)
2nd.ALBUM「KIND OF LOVE」(1992年)
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1992/12/01
- メディア: CD
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ちょうどこのアルバムをよく聴いていた時期は大学1年の春休みで、遠くの友達に久々に会いに出掛けたときのちょっとしたワクワク感が蘇ってきます!
(おススメのナンバー)虹の彼方へ(#1)BLUE(#3)グッパイ マイ グルーミーデイズ(#5)ティーンエイジ ドリーム(#10)
ちなみにこの年、ミスチルは福岡の西南学院大学で学園祭ライブをやっていました。(確かFMの公開生放送だったと思うが・・・)見れた人は超ラッキーだったに違いない!
3rd.ALBUM「versus」(1993年)
- アーティスト: Mr.Children,KAZUTOSHI SAKURAI,TAKESHI KOBAYASHI
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1993/09/01
- メディア: CD
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僕がこのアルバムをよく聴いていたのは翌年の1994年。この頃は始めての学園祭に向けて準備に大忙しだったけど、秋の夜長の心地よさと仲間達との大盛り上がった日々を彩ってくれた思い出のアルバムでもあります!
(おススメのナンバー)メインストリートに行こう(#2)and I close to you(#3)マーマレード・キッス(#5)MY LIFE(#10)
ちなみにこのアルバムのプロモーションで、何とミスチルが僕がバイトしていた鹿児島のAM局に来たことがあるのです!残念ながら当時の僕は北九州で予備校生だったので会う機会なんてありませんでしたが、実際に相手をしたアナウンサーやスタッフも、当時はこれ程までに大物になるとは思っていなかったそうで、かなり後悔している様子でした・・・。
4th.ALBUM「ATOMIC HEART」(1994年)
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1994/09/01
- メディア: CD
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これまでの3作品の特徴だった「切ない・若々しい」サウンドから一気にブレイクスルーを果たし、デジタルサウンドが際立つサウンドワークと、ハードなナンバーや今もなお脈々と続く社会風刺ソングの原点ともいうべき「雨のち晴れ」や、世界の現状をテーマにしたメッセージソング「ASIA」など、今のミスチルサウンドの礎とも言うべきナンバーが詰まった、文句なしの名作です!
僕は大学時代、ホントに何回もこのアルバムを聴きました!そして、大学時代のサークル仲間との思い出のBGMとして、今でも当時の思い出話をする時には必ず話題に上がるアルバムです。確か卒業前の送迎会のときにみんなで「Innocent world」を大合唱して、皆で号泣してたよなぁ・・・。今思い出しても胸が熱くなるよ。
(おススメのナンバー)DANCE DANCE DANCE(#2)ラヴ・コネクション(#3)クラスメイト(#5)ASIA(#8)
ちなみにこのアルバムの初回限定盤(実際はブルーのハードケースが付いているだけなんだけど)を僕は運良く手に入れたのですが、確かリリースしてから1週間も経たないうちにほとんどのCDショップから初回盤が消えていきました!けっこう貴重なものを僕は手にしたんだな・・・。
5th.ALBUM「深海」(1996年)
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1996/06/24
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しかもそのサウンドアプローチは、前作のデジタルサウンド全開だったものから180度一転し、「アナログサウンドを全面的に押し出す」サウンドコンセプトと、なんとも内向きな詩の世界だったり「生と死」をテーマにした曲があったりと、ミスチル史上最もディープな作品だったと思います。それ故に、ベストアルバムなんかを作ろうとして何曲かピックアップしても他のアルバムの曲とどうしてもマッチしない、かなり異色のナンバーが揃っていました!それもまた、先行シングル「花」を含めたアルバム収録曲全てに、アルバムとしての統一感を求める為の策だったのだと思います!
けど、何だかんだ言ってもよく聴いたし、100万枚を軽く超えるヒット作としてミスチルの健在ぶりをアピールするには十分の成果を挙げました!
(おススメのナンバー)ありふれたラブストーリー〜男女問題はいつも面倒だ(#3)Mirror(#4)
6th.ALBUM「BOLERO」(1997年)
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1997/03/05
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しかしこの作品を最後に、ミスチルは長期活動休止期間に突入してしまいます・・・。だから休止前の大奉仕というか、なんかベスト盤を思わせる(13曲中シングル曲が何と5曲!)構成でした。とはいえ、僕が生涯で最も多く聴いた名曲「Tomorrow never knows」が収録されており、故に僕が生涯で最も多く聴いたアルバム、それがこの「BOLERO」でした!
前作が好き嫌いがはっきり分かれる作品だったこともあり、このアルバムにはものすごい安心感が感じられました!シングル曲ばかりが注目されがちでしたが、ここに収録されているアルバムの曲も出来がよく、比較的アップテンポな曲が多いのも好感が持てます!
(おススメのナンバー)タイムマシーンに乗って(#3)傘の下の君に告ぐ(#7)幸せのカテゴリー(#9)
さすがに全11作を1日でまとめるのはしんどい!なので活動再開後の1999年以降のアルバムについては、明日のブログで振り返ってみたいと思います!