関西美味散策〜レトロな大阪名物カレー

現在体質改善の為の食事制限中ではございますが、週に一度はグルメ特集!これだけはやめられない!
今日ご紹介するのは、大阪・千日前商店街で96年の長きに渡り愛されてきた、レトロな名物カレーです。
  
大阪「自由軒」の名物カレー

創業明治43年。つまり西暦1910年にこの地で生まれたこの店は、今年で96周年という、とても歴史ある洋食屋さんです。実に多くの洋食メニューを持ち、価格も手頃なので、大阪ならではの「安くて美味い」というコンセプトをしっかり守ってくれているのが嬉しい限りなのですが、ここに来たからには、やはり名物のカレーを食べなきゃ!
そんな訳で今日オーダーしたカレー、その名も正にそのまんまの「名物カレー」です!(これまたリーズナブルな\650!)

普通のカレーと何が違うかって?それは、ルゥを最初からご飯と混ぜている点だ!そう、昔ながらの伝統のカレーっていうのは、この混ぜカレーの事だったのです。正直な話、味そのものは特に特徴的なものがある訳ではなく、けど昔ながらの製法で作られている、あまりスパイスを多品種には入れてない味わいでした。しかしこの店のレトロな雰囲気もあってか、この味が実にしっくりくるのです!さらに、卵もゆで卵ではなく生卵!故に黄身を割るタイミングが悩むところですが、半分食べ終わった辺りで黄身を割ると、卵のまろやかな味わいがレトロな味わいのカレーとよく合う!このカレー、メチャクチャ美味いって訳ではございませんが、大阪ならではの「特徴的でしかも安くて美味い」一品だと思いました!
ちなみに、この「自由軒のカレー」はレトルトで販売されていますが、この味わいは自由軒の店の雰囲気と共に味わってこそ価値がある!
  
自由軒」の場所及びyahoo!の紹介ページはコチラ!
http://gourmet.yahoo.co.jp/0002143202/0006407330/
  
そういえば、かつて「カレーとご飯を混ぜて食べるのはイヤだ!」なんて書いたことがありましたが、これに限っては例外です。なぜなら・・・最初から混ぜているから。