今週の1枚〜Vol.9

継続は力なり!今日で9回目となったこのコーナー、3期に1度の洋楽編です!
今日ピックアップするのは、世界で最も愛されているアーティストであり、現代も続く「音楽」そのもののベンチマークともいうべき、THE BEATLESの最新作です!
  
THE BEATLES「LOVE」

LOVE (DVDオーディオ付)

LOVE (DVDオーディオ付)

確かにこれらの楽曲は「全くの新曲」という訳ではありません。しかし、今回選んだ26曲には新たなアレンジが加えられており、中には複数の曲をくっつけたナンバーなんかもあります!さらには複数の曲のマッシュ・アップ(=融合。この表現が妥当かどうかは分かりませんが・・・)があったりと、新たな解釈の元生まれ変わったこれらの楽曲は、意外にもビートルズ初のデジタルリマスタリングとして世に送り出されることになりました!確かにこれまでの楽曲は、オーディオから耳に届くまでに何か1枚咬んでいるような独特のアナログ感が、一つのビートルズ・ナンバーの特徴であり味だったのですが、デジタルリマスタリングによってヴォーカルに立体感が加えられた今回の楽曲も、なかなかのものでした!
とはいえ、まだ僕はこのCDを持っていません・・・。視聴コーナーなどで何回か聴いただけなのですが、かつては「この曲どっかで聴いたことあるな・・・けどそれもビートルズだなんて知らなかった・・・」といった感じの「潜在的に聴き覚えがある」曲が多かったのですが、新作としてピックアップされることで、楽曲の存在と、今でも決して色あせない彼らの魅力がより深く実感できる、そんな新作でした!「LOVE」というタイトルもあってか、これまで以上にジョン・レノンがヴォーカルを担当した曲が多いような気もしますが、特にこのアルバムで気に入ったのは、正にそのジョンが歌っている「Strawberry fields forever」です!最後の方は歌なしの演奏が続き、ビートルズの曲としてはけっこう長い曲となっていますが、昔からいろんなサウンドアプローチに挑んできたビートルズが残してきた楽曲は、いろんなアレンジや編集方法が採用されながらも、21世紀になっても変わらぬ魅力を放ち続けていくと思います。
けどいかんせんじっくり聴いていないが故に詳しくは紹介できませんでした・・・。なので詳細はオフィシャルサイトを御覧下さい。
http://www.toshiba-emi.co.jp/beatles/
  
    
現代は「モノ作り技術の伝承」「モラルのある子供の育成」など、古き良きものを伝承していくことが困難な時代だと言われていますが、ビートルズの人気と彼らが残した音楽だけは、間違いなく今後も語り継がれていくことでしょう。