今週の1枚 Vol.19〜今日は拡大版

先週は更新をサボってしまった日曜恒例音楽コーナーですが、今日は拡大版です。しかも久々の「ノスタルジー」カテゴリーでもあるので、今日は音楽コーナーのみ!けど書きたいことがけっこうたくさん!
というのも今日のアーティストは、少年時代の僕に強烈な憧れを植え付けてくれた、想い出のアーティストだからです!
  
  
The Checkers「COMPLET THE CHECKERS all singles collection」

COMPLETE THE CHECKERS ~ALL SINGLES COLLECTION

COMPLETE THE CHECKERS ~ALL SINGLES COLLECTION

チェッカーズ・・・それは僕にとって永遠のアイドルでした。今一番好きなアーティストはMr.Childrenですが、一番思い入れのあるアーティストは、このチェッカーズなのです。
僕が小学校4年生の頃に颯爽とブレイクを果たし、その年の話題を総ナメにした頃から彼らの曲とパフォーマンスに憧れ、親にはチェックの洋服をねだり、スポーツ刈頭のくせに「フミヤカットにして下さい」と散髪屋の人を困らせたり、バス遠足なんかでもよく彼らの曲を歌った覚えがあります。もう解散してから15年が経過し(奇しくも、その年にミスチルがデビューしたのは何かの縁か?)、それでも時々聴きたくなる。そして今回、youtubeチェッカーズの歌番組でのパフォーマンスを見つけたことで、再びチェッカーズをよく聴くようになったのでした!
その映像の中から、特によく見入った1987年のシングル「I Love you,SAYONARA」をアップします!

確かチェッカーズはブレイクした1984からしばらくの間は作詞作曲を他の作家がやっていた訳で、どちらかというとアイドルとしてカテゴライズされていた感があったのですが、ちょうどこの辺りから自分達で作詞作曲をするようになり、アーティストへと成長していく過程のオリジナル第2弾がこの曲でした。
この頃はザ・ベストテン夜のヒットスタジオ等の音楽番組が当たり前のようにあった時代で、歌手にとってもこれらの番組でアピールできるよう、バンドでも振り付けがあったりしたものです。今考えるとオーバーアクションかもしれませんが、それでも当時はカッコよかった!けど何となくBOOWYの影響を受けたかのような絵柄にも見えたのは気のせいでしょうか?
もっとも、僕はチェッカーズの曲をレコードでもなくテレビの歌番組でもなく、かつてこのブログでも紹介した「RKBベスト歌謡50」で聴いて、そして覚えました。チェッカーズの地元と同じ福岡の番組だったせいか、他に比べてチェッカーズが1位をとる頻度が高かったので、ファンとしては嬉しい限りでした。日曜日の午後4時50分からはラジオ越しにチェッカーズの曲が流れる・・・そんな日常、今でも素敵な思い出です。
  
けど解散した頃には、僕の憧れの対象がTM NETWORKCHAGE&ASKAに移ってしまったこともあって、あまり強烈なショックを受けることなく、大晦日のラストステージin紅白歌合戦を見ていましたが、それから12年経った頃にドラムのクロベエが他界し、フミヤと高杢の間の埋めようもない確執の事実を目の当たりにしてしまい、僕の永遠のアイドルは、もう二度と帰ってこないことに気付かされてとても寂しい思いがします。
今音楽シーンの最前線で活躍しているのはヴォーカルの藤井フミヤだけというのも寂しい事実ですが、やっぱり、7人揃ってこその魅力があった訳で、コーラス2人にサックス奏者がいるというメンバー編成は他に類を見ない彼らの特徴でした。あらゆる意味でとても個性的で、だからこそ決して色あせない憧れが僕の中で生き続けているのでしょう。
チェッカーズはもう戻らない。けど、彼らの輝かしい功績はファンの中で永遠に生き続ける!だからこれからも、無性にチェッカーズの曲が聴きたくなる事が訪れることでしょう。