福岡シティスナップ〜2007・夏

今年もまた夏の帰省シーズンが到来!今年は5日間の予定で福岡へ。しかし日程調整がつかず新幹線の座席指定が遅れ、結局福岡に向かう便の席が全て満席だったので、わざわざ新大阪から乗ったものの、待たずに乗り込んだのが命取りで結局広島まで立ち乗りするハメに・・・。さすがに新幹線で1時間半の立ち乗りはしんどい!しかも急減速急ブレーキなどの非常事態ともなれば非常に危険!JRもこの時期だけは臨時便(全席自由)を出すなどして対応していただきたい!
  
そんな非常にハードラックとなった移動を経てお届けする、福岡からの「人生は娯楽だ!」初日は全てケータイのカメラで撮った画像なので、実家から更新致します!
(それ以降は大阪に帰ってから書き込みます。なんせ実家のパソコンは依然不具合が多いので・・・)
  
  
2011年の大変身に向けて動き出した博多駅
九州新幹線の乗り入れ、駅ビル大改装、阪急百貨店&東急ハンズの進出・・・2011年の超大型リニューアルに向けて博多駅の様相が大きく変化し始めました!

改札口やコンコースには、工事区間の仕切りや保護ネットなど、改装に着手したことを告げる仮設エリアが姿を見せています。しかし駅の改装工事は、一日何十万人もの乗客の流れを止めることなく行わなければならない為、普通の工事よりも工期が長く、今から約4年間は迂回地点をいろいろ変えながら、このような状態で行われます!
しかも九州新幹線全線開通という、JR九州最大のイベントもあるだけにこのプラットホーム解体というシーンはめったに見られないことです!その一方で、大きな駅ビル建設の為の大型タワークレーンも姿を現すなど、いやが応でも大改装ムードが高まって参りました!

JR大阪駅や阪急梅田駅も、時を同じくして2011年に大改装されるので、同様に工事用目隠し区間が数多く見られます。しばらく不便になりますが、4年後のグランドオープンに思いを馳せながら、工事中の大型ターミナルと接していくことになりそうです。  

 
日本一お洒落な(?)地下街
天神のメインストリート・渡辺通の真下に位置する天神地下街。かつてスピッツの「さわって 変わって」というシングルのジャケットに採用された風景でもあります!

しかしこの写真は、2年前に地下鉄七隈線開通に併せて延伸された部分です。
いずれにせよ、このようなヨーロッパの街並みを意識し、全体的に暗めの照明と外装でコーディネートされた地下街は日本では多分天神地下街だけだと思います。
開業当初は、「暗い」という印象が目立ち、あまり評判がよくなかったそうですが、今では「日本一お洒落な地下街」という声もよく耳にします。これだけ統一性があって落着いて、しかも雰囲気有る地下街は、未だ天神地下街以外は見た事がありません!しかも、天神の主要施設には全て直結しているという利便性も人気の一つです!
特に直射日光が体を締め付けるかのような炎天下の日には、より一層天神地下街が賑わいそうです!
  
  
今日の展示車@IMS
僕のお気に入りスポット、天神「イムズ」の4Fにある自動車メーカーのギャラリーが並んだフロアで一際目立ったのは、日本車史上最高の名車とまで言われている、あの「トヨタ2000GT」!

まだ日本で自動車というものが高級品だった時代に、今の物価に換算したら1000万円以上もするような、正真正銘の「高値の華」でした!しかしその性能は、当時の日本車としては驚異的で、夢の時速200km/h越えや、世界的映画の「007」にボンドカーとして抜擢されたりと、数々の伝説を作り上げた、正に「名車の中の名車」!それをお目にかかれる機会はめったにないので、これは非常に嬉しいエキシビジョンとなりました!
それに連動するかのように、日産ギャラリーでは「スカイライン50周年記念企画」を開催していましたが・・・これを紹介すると長くなるので、来週辺りに「自動車」カテゴリー内で特集したいと思います!
  
 
「福」と「博」を隔てるランドマーク・那珂川
福岡を代表する風景の一つ、中州のネオン街を有するのがこの那珂川。ホークスが優勝するとファンが飛び込むことでも有名な場所です。

これを境に、黒田藩の城下町・福岡と、商人の町・博多が分断されていました。(今でも中央区博多区の境になっています) 写真の右側が福岡、左側が博多です。
かつてこのブログでも取り上げたことがあるのですが、今から119年前の市制施行の際、「福岡市」にするか「博多市」にするかの決戦投票が行われ、わずか1票の差で、福岡市に決定したという経緯があります。もしその「最後の1表」を投じた人が博多に投じていたら・・・今ごろは「博多市」になっていたことでしょう。
併せて今の博多駅が、決戦投票で敗れ去った博多への配慮から名付けられたという経緯もある為、もしかしたら「博多市のJR福岡駅」が存在していたかもしれません!そんな街の運命をも左右するかのような歴史を感じながら、この那珂川を眺めて見るのもいいかもしれません!
  
  
さて、福岡帰省ブログの続きは、大阪に帰ってきてから1週間近くかけて紹介したいと思います。もちろん、「ホークスVS日ハムinヤフードーム」のレポートも行いますのでお楽しみに!(と言っても今回は席がグラウンドから遠い51列目なので、いい写真は撮れそうにありませんが・・・)