日本の台所・築地

東京ツアー最初のスポットは、全国数ある中央卸売市場の中でも最高峰ともいうべき美食の集積地、築地市場です!

駅の改札を出た瞬間から広がる魚のにおい!これがまた期待感をそそります!とれたての鮮魚が所狭しと並ぶ市場は、早朝からセリを行う人々の威勢のいい掛け声が上がるのですが、お昼時になると今度は、場内及び場外の、新鮮な魚を安く美味く味わおうと大勢の人で賑わいます!

その景色は、まさにアジアの市場!狭い通路に並ぶ美味しそうな魚たちとそれを求める多くの人!人!人! さらには市場故にフォークリフトと観光客が共存する通路など、まさに混沌(カオス)という表現がピッタリ来そうな不思議な空間でした!故に海外からの観光客も多く、「アジアの中の日本」を強調するかのような光景はここでしか味わえない独自のムードに包まれていました!
  
吉野家第1号店

この築地市場は、あの牛丼の代名詞とも言うべき、吉野家の第1号店がある事でも有名です!もともとは市場で働く人の為に、「早い」「安い」「美味い」でおなじみの牛丼を振る舞い続けて来た訳で、閉店時間も午後1時と非常に早い!けどそんな「職場の中の食堂」的店舗から、世界的牛丼レストランの「吉野家」は始まった訳です!正に偉大なる原点!しかし、いくら築地市場だからと言っても場内外にあるのは魚料理が美味い店だけではなく、カレー屋や洋食屋もありました!やはり築地で働く人にとって、時には魚以外の物も食べたくなる、ってことなのでしょう。
  
そして、極上のまぐろ丼が登場!  
築地に着いたときは正にお昼時!多くの店に行列が出来ていますが、今回kpqが案内してくれた店も当然ながら行列が出来る人気店!そして、そこで味わえるのは・・・築地名物とも言うべき、まぐろが思う存分楽しめる店でした!

「つきじ かんの」という店にやって来ました!ここは新鮮な海の幸の旨みを十二分に味わえる丼の店です!いくらやサーモン、さらには(今回はやってなかったが)うになど、作っている所を見ているだけでその美味しさが伝わってきそうな鮮度の良さは期待大!そして登場したのは・・・築地と言えばやはりマグロ!迷わず僕は「まぐろ丼(まぐろのみ大盛で1200円)」をオーダー!

これが新鮮なまぐろの旨みか・・・。一口目から感動的味わいでした!何しろ身がぎっしり詰まってる!表面のゴワっとした感じが美味しさの証!しかもわさび醤油との愛称もバッチリで、「まぐろ一つでこんなにも変わるものなのか?」と非常に驚かされました!さすがは国民の台所直送!
しかもセットで付いてくる卵焼きがまた美味いんです!後をひかない上品な甘さが、まぐろの旨みをさらに引き上げてくれています!

加えてkpqがオーダーした「まぐろ+ねぎとろ+いくら」も美味しかった!鮮度の優れた食材の存在感は圧倒的であり、それぞれの味が本当に際立っているのです!正にどっちも極上です!
これだけ美味しく新鮮な魚を食べられる店が点在する築地市場。これは正に観光客には酷!?何しろ全ての店を制覇するには1ヶ月以上は最低必要になるほど多い専門店!築地付近で働いている人達がうらやましい・・・。けど次来た時も、ぜひ築地グルメを堪能しに行きたいと思います!
  
「つきじ かんの」の地図はコチラ!(このポイント付近にある裏路地を入れば見えます!)
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F39%2F42.118&lon=139%2F46%2F21.083&layer=0&sc=2&ac=13102&size=s&type=static&pointer=on&mode=map
  
で、次回の東京特集は・・・東京下町が誇る庶民の味、僕も初めて口にした「もんじゃ焼き」について紹介したいと思います!