鹿児島スナップショット〜最大の激変スポット・鹿児島中央駅!

かつての生活圏で過ごすひと時を楽しんだ後、僕が向かったのは、鹿児島県下最大のターミナル駅であるJR鹿児島中央駅です。
基本的に鹿児島の移動は車がメインで、それ故電車の本数は非常に少ない!何しろ電車の発着本数は、県内最大のこの駅でも1路線につき20〜30分に1本程度(新幹線合わせても全路線1時間9本程度)なのですから・・・。山陽電車明石駅と大して変わらない(と思われる)稼働率とはいえ、2004年に部分開通した九州新幹線「つばめ」の影響は大きく、それを追い風に駅前再開発は一気に進みました!
その真骨頂とも言えるのが、この駅ビル「アミュプラザ鹿児島」です!
http://www.amu-kagoshima.com/
 
2011年の博多駅ビル改装までは、暫定ながら九州最大の駅ビルになるのがここなんだそうです。ただ構造上、実際の駅に「隣接」されているだけの為、改札口の真上にあるような純粋な「駅ビル」ではなく、これを「九州最大の駅ビル」というには疑問が残りますが(JR九州の「純粋な駅ビル」としては小倉駅が今のところ最大、か?)、何よりも鹿児島にこの様な大型商業施設が登場することに意義がある!
ショッピング・グルメ・エンターテイメントと、あらゆる要素が詰まった複合商業施設は、これまでの鹿児島ではあり得なかった事なのです!このアミュプラザの影響で、天文館の客足が減ったとまで言われており、完全に人の流れを変えたビルともいえます!
 
正面には開放的なイベント広場があり、クリスマスシーズンになれば巨大なツリーが出現するなど、県民の憩いの場所として早くも定着した感もあります!
 
そして店内をひと通り見てみましたが、全ての買い物はここで賄える位のバラエティー豊かな品揃え!そして、鹿児島らしさを感じる焼酎専門店や、鹿児島で人気のグルメの店が何店舗か出店したりと、遠方からの観光客も楽しめる店も揃っています!
さらには吹抜けを多用使した明るく開放的な店内は、これまでの鹿児島では決して見ることがなかったもので、県民にとっては待望の「時間消費型ショッピングモール」といったところでしょうか?
 
もちろん、各種交通機関とのアクセスもよく、市電の停留所と地下道で直結したり、全てのバス停も駅前に集約したりと、「鹿児島の顔」と呼ぶにふさわしい施設としての機能を十分に発揮しています!
 
そして、最大のシンボル・・・それは、梅田のHEP FIVEのような、ビルの真上の観覧車「アミュラン」!
 
これは遠くからでも目を引くだけではなく、桜島や鹿児島の市街地を展望できる新たなスポットとして、多くの人の興味を惹きつけているのです!
 
そんなアミュプラザ完成を実現させた、九州新幹線「つばめ」の車両も初めて見ることができました!
 
もっともプラットホームの中に入った訳ではありませんが、僕が住んでいた頃にはなかった「鹿児島の新幹線」の姿を確認出来たことで、この界隈の進化を大いに実感しました!
 
天文館など、鹿児島市内の街並みの多くが、かつての面影をしっかり保っていたのに対し、ここだけはしっかりと「時が進んだ」と感じられました!そして、何故僕が住んでいた頃に出来なかったのか!と、思わず嫉妬してしまいそうな、それ程までにセンセーショナルな出来事ともいえる、駅前の進化でした!

 
 
次回は・・・いよいよ畜産王国・鹿児島の本領発揮!名物「黒豚のしゃぶしゃぶ」をかつての仲間達と堪能して参ります!