鹿児島ドライブその3〜海が見える和みスポット

南薩の自然とのどかな風景に触れるドライブレポートも今日が最後!枕崎を離れた時間は午後2時。残り4時間で回りきれる場所も少なくなってきたので、枕崎まで来たらぜひ立ち寄りたい、のどかなスポットを目指す事にしました!
 
薩摩半島の南西に飛び出た、最果てのさらに果て、坊津に向かって走ります!
 
今走っている道は国道226号線。れっきとした国道です・・・。1車線しかない国道というのが、田舎ムード満点です!
そして、これまた平成の大合併で登場した、「南さつま市」に入り、風力発電所を横目に見ながら、1車線国道をゆっくり走る。そしてたどり着いた場所が、泊という地区です。
 
正に、時が止まったかのような場所です!その日の仕事を終えた小さな漁船が停泊し、この地区を郵便屋さんの赤いバイクが走る。遠くに波の音が聞こえてくる。3月だと言うのに、まるで真夏のような陽気も手伝って、とても心地良い空気を感じるひとときが流れます。
日々の喧騒から離れ、ゆっくり羽を伸ばすには、こんな場所もいいと思います!遠い昔に帰ったかのような雰囲気が、そこにあります。
特にこの、古びたガソリンスタンドと、田舎町の銀行が映るこの写真は、そんなゆるやかに時が過ぎる町の生活が垣間見えるようで、とても気に入ってます。

 
そして、夏にはプライベートビーチのような海水浴場、丸木浜を望む展望台からは・・・眼下に拡がる東シナ海の水平線!

 
これぞ正に、心が求める青の風景!外海が近くにない関西に住んでいるだけに、九州の外海が恋しくなることも多く、この風景を久々に見れたことを心より嬉しく思います!

 
 
坊津でまったりとした時を過ごした後は、レンタカー返却の為鹿児島へ戻る。それまでの自然いっぱいの国道沿線も、再び産業道路に戻ったとこから再び賑やかになってきました。先述のイオン鹿児島に立ち寄った後、もう一つの和みスポットへ・・・言わずと知れた鹿児島のシンボル・桜島を望む海沿い公園です!
 
嬉しいとき、哀しいとき、物思いにふけるとき、何かを語り合うとき・・・何度となくやってきた海沿いのスポットには、いつも桜島がありました!
そして、海を眺める度に心が落ち着くのです。ここ鹿児島でしか見ることの出来ない海沿いの風景は、ずっとこの地に住んでいる人にとっても、きっと輝いて見えることでしょう!「久々に帰ってきました!」という気持ちが、グッと盛り上がるシチュエーション!ここに辿り着けてよかったです!

近くには大隈半島に向かう「垂水フェリー」の発着点があり、港へ向かう船が通り過ぎる風景も、実に絵になります。薩摩半島大隈半島の間に挟まれた、錦江湾という名の海。そして桜島・・・。いつまでもそのまま、大切にして欲しい風景です!
 
 
夕暮れ時の午後6時ちょっと過ぎ、無事にワゴンRをレンタカーの店に返却。途中下車ばかりだったので、10時間で170km程度のドライブでしたが、走りたい盛りだった頃の気持ちが蘇ってきました!正に狙い通り!そして、関西に住んでいるとどうしても「鹿児島=田舎」というイメージを持ってしまいますが、南薩の町から鹿児島の市街地に向かうと、今までに気付かなかった程、鹿児島の市街地が華やかに見えて来ました!

 
 
そのまま僕は天文館へ。2日目の夜も懐かしい旧友との再会!そして、「鹿児島ならではの味」を思いっきり堪能してきました!明日はそんな、鹿児島ならではの美味の数々をご紹介致します!