福岡シティスナップ〜西鉄大牟田線

今年も黄金週間の連休を利用して福岡に帰って参りました!
ちょうど博多どんたくで賑わい始める5月の福岡ですが、今回はこの後紹介する「うなぎのせいろ蒸し」を食べに行く為に、福岡県南部の町・柳川市まで出掛けることにしました!そして、柳川に向かう交通手段・・・それはJRではなく、九州唯一の大手私鉄西鉄大牟田線(今は天神大牟田線って言うんだっけ?)!
そして、この路線の始発駅でもある西鉄福岡駅にやって参りました!

 
大阪・梅田が「阪急が創った街」だとすれば、ここ天神は「西鉄が創った街」とも言える訳で、天神再開発において大きな役割を果たしている西鉄は、この界隈にたくさんの商業施設を構えており、その中でも会社創立以来最大のプロジェクトだったと言う「ソラリア計画」の目玉が、この福岡駅大改装でした!

 
駅の1階にある北口広場は、多くの待ち合わせの人達で賑わい、さらには多数のイベントも行われる等、正に多くの人が集うにふさわしい「天神の入口」です!かつて福岡ダイエーホークスがリーグ優勝した時はその瞬間を伝える大型ビジョンの前に、足の踏み場もない程多くのファンが詰めかけ、このビル一帯が歓喜に満ちていました!さらには日本シリーズパブリックビューイングもあり、その初戦を福岡の友達とこの場所で観戦しましたが、本当に凄い盛り上がりでした!
さらに、本当かどうかは確認していませんが、福岡出身アーティストとして久々の大ブレイクを果たしたYUIが、ここのコンコースであぐらをかいて弾き語りライブをやっていたんだとか。けど夜になると、多くのストリートミュージシャンがこの場所で熱唱しているのは確かで、音楽都市・福岡の一面を垣間見れる場所でもあります。


そして、この駅ビルの目玉が、駅ビルと一体となって造られた福岡三越の出店でした。今でも全面ガラス張りの南口が、異彩を放つ近代都市の輝きを放っています!
三越としては全国で3番目に大きい店舗なんだそうですが、やはり2階の電車乗り場と3階のバス乗り場の影響で、上の階に行き着くには時間が掛かります。けど何といっても改札出たらすぐというのが魅力的です!早くもオープンから10年が経過しましたが、その間にこの巨大ターミナルが天神に与えた影響は大きく、天神の賑わいの重心は南へと移っていきました!


故に、老舗百貨店の岩田屋が、メインストリートである渡辺通沿いから駅の裏側に移転したのかもしれません!今では新館もオープンし、ソラリアプラザやヴィオロといったファッションビルと合わせて、かつては体育館(福岡スポーツセンターという、初期の大相撲九州場所を開催していた場所)とNHK福岡放送局しかなかったエリアが、九州隋一のショッピングゾーンに変わったのです!やはり駅の影響は計り知れません!


そんな西鉄福岡駅のホームから、特急に乗って柳川へ!けどここで気になるのが、駅名が「福岡(天神)駅」となっている事です。何故駅名に( )があるんだ?バスや電車のアナウンスで「ふくおか かっこ てんじんえき」と言っていたらビックリしますが・・・。
ちなみに5月18日から、ようやく西鉄ICカードを導入!その名も「NiMoCa」という、Nice Money Cardを略した(無理矢理当て込んだ!?)ネーミング!バスや天神の西鉄系ショップで利用出来るそうで、やっと福岡にもICカードを使える環境が整備され始めました。関西でICカードに慣れきったせいか、券売機で切符を買うという作業が妙に新鮮に感じられました・・・。
けど5月1日時点では、自動改札機にICカードリーダーは設置されていませんでした。きっと連休明けの夜間作業で取り付けられる事でしょう。まずは混乱がないよう、スムーズな運行を期待したいものです!
 
そして電車は、田んぼが広がる筑後平野を抜け・・・

目的地・柳川へ到着!

  
そして、はるばる柳川まで来た理由でもある「うなぎのせいろ蒸し」・・・は次章でご紹介致します!