商店街を行く Vol.2〜心斎橋筋商店街編

先週からスタートしました「商店街」シリーズの第2弾をお届けしたいと思います!
前回は地域に密着した商店街とも言うべき千林商店街でしたが、今回は・・・大阪のド真ん中、正に繁華街の商店街である心斎橋筋商店街です!

繁華街には各地でいろんな特長があり、僕的には名古屋は地下街、福岡は複合商業施設のイメージが強いのですが、ここ大阪はとにかく商店街のイメージが強い!そのイメージの中心にあるのがここです!

さすがは「商人の街・大阪」の象徴というだけあって、商店街の中にある店は多種多様!さすがに生鮮食品の店はありませんが、ファッション・グルメ・娯楽施設etc・・・個性あふれる店の数々に、お目当ての品を求めて集まる人達が関西じゅうから集まり、まるで押し寄せる波のようです!
しかも、この人波のような状態が夜になっても続くあたりは、さすがは大都会のメイン商店街だけあって実にエネルギッシュ!その分、立ち止まると人波に飲まれてしまいそうな、おろおろしてはいられなくなる状況になってしまうのも、この商店街ならではの掟なのかもしれません。
 
そして、ここもまた商店街が多くを呼び寄せるのか?心斎橋を代表する百貨店、そごう・大丸両店も、心斎橋筋商店街の中に組み込まれています!
 
創業から有に100年を超える老舗中の老舗である両店。さすがにこれは心斎橋筋商店街より先に出来たっぽいのですが、それでもこの商店街には欠かせない両百貨店の存在!
 
さらにはこの商店街を基点に東西に放射する通りは、東側には数々のグルメスポットを、西側には多くの若者達で賑わうアメリカ村を要しており、心斎橋エリアの魅力的スポットの拡がりを示しているかのようです!

ちなみに、この日は心斎橋に夏の本格的な訪れを告げる「心斎橋ゆかたモードコンテスト」なるイベントが催されており、一般から募ったゆかたモデル達のパレードが、一層の清涼感をこの界隈にもたらしているかのようでした!
 
もっとも、このチンドン屋のような、竹馬でも履いたかのようなモデルさんには実に違和感を感じましたが・・・これもまた「芸人の街・大阪」ならではのパフォーマンス!?
 

そして、人波をかき分けながらたどり着いたこの商店街の終点は・・・

大阪を代表するスポット・道頓堀にかかる戎橋!通称「ひっかけ橋」!

正に大阪を象徴するこの風景にたどり着く、という意味でも、この商店街が果たす役割は実に大きい!
 
そして、夕暮れ時の道頓堀に思いっきり逆光が降り注ぐ中で撮影したネオン街が影をなし、普段では決して見れない不思議なコントラストを放っていました!
 
僕のお気に入りでもある道頓堀界隈。そこに繋がる賑わいの中心的役割を果たす商店街。ここ心斎橋筋商店街には、躍動する大阪の活気そのものが凝縮されているのです!
これからも、この界隈にはお世話になります!
 
 
心斎橋筋商店街」ホームページはコチラ!
http://www.shinsaibashi.or.jp/
 
 
(おまけショット)閉店後の「くいだおれ」は・・・
全国的にも話題となり、7月8日に惜しまれつつ60年の歴史に幕を下ろした大阪名物「くいだおれ」。道頓堀の象徴の一つでもあったこの店は・・・まぎれもなく、閉店していました。

それまで当たり前の光景だった「くいだおれ」。閉店し、その賑わいが消えてしまって初めて気付く存在感の大きさ・・・。語り継ぐべき大阪の風景が消えてしまう事に、何とも言えない寂しさを感じてしまいました。
 
そして、今なお去就が注目されている話題の人物(?)、「くいだおれ太郎」はと言いますと・・・
 
「自分探しの旅に出る」と、別府まで出掛けたそうです。
果たして、帰って来た時に掴んだ「自分らしさ」を象徴する次の活動の地はいずこ?こちらは今後も目が離せません!くいだおれ太郎よ、どこへ行く!?