落日の「福岡ドライブのパートナー」、クレスタ

夏の福岡帰省から戻り、またいつもと変わらない日々が始まっていますが、今回の帰省においてやはり、僕の父親が来年で還暦を迎えることで実家の生活スタイルが大きく変わることを実感させられました。
今のところ、父親は嘱託で会社に残る意向を示していますが、やはりこれまで通りの出費は出来なくなることは覚悟しているみたいで・・・そうなってくると、まず最初に削る対象となってくるのが日々のガソリン代!
僕のようなサンデードライバーではなく、毎日クルマを使用している僕の父親にとって、実家のクレスタ(JZX-101型後期 ルラーンG)の燃費の悪さは非常に深刻みたいで、アクセルを踏み込めばあっと言う間に、しかも静かに加速する非常にパワフルな2.5L DOHCターボ「1JZ-GTE」エンジンは、その代償としてリッター6kmしか走らない!!全て高速でもリッター8kmというのが精一杯みたいで、マイレガシィの1.3倍にあたるガソリン消費量!しかもハイオク!その為、1ヶ月のガソリン代は通勤だけで12,000円もするそうで、来年11月の車検を通さないことは既に決まっていたのですが、どうやらクレスタを手放す時期が、来年の春までにも訪れるとのことでした・・・。

実家のクレスタが1年を切ってしまったという寂しさが、どことなく感じられました。丸1日借りて福岡〜唐津まで出掛けたのも、これが最後のチャンスになるかもしれないから。とりあえず今度の正月が、僕とクレスタの最後の対面になる予定です。

僕にとっては、マイレガシィの次に愛着があるこのクルマ。マイレガシィのマッシブ(筋肉質)でパッケージングに優れたデザインとは違った、伸びやかなサイドビューと存在感を持つフロントグリル。

そして、その前に実家で所有していたクレスタ(GX81型前期 スーパールーセント ツインカム24)の時から、クレスタはリアビューが美しかった!このクルマでも、やっぱりバックショットが気に入ってます!

室内は決して広くはありません。前席は足元ゆったりですが、後席はおそらくマイレガシィより狭いです。とはいえ、トヨタならではの質感が高いインテリアはこのクルマの魅力!屋根付きの駐車場に停めているこのクルマは、意外にホコリがたまりやすくなるので内装を掃除してもあっと言う間にホコリがたまる!しかし、掃除する度に実感できる質感に、「まだまだ行けるのに・・・」という思いが募ります。動力性能も全く問題なし!しかし今年の5月にはエアコンが壊れたり、さらにもうすぐ走行距離10万kmを迎えることもあって、今後いつ何が修理対象になるか分からない状況・・・。となると、やはり買い替えは止むを得ないのかもしれません。
それでも、別れの時まできっとその力強い走りは保ち続けることだと思います!

過去に実家の愛車として迎えたクルマ・・・僕が小さかった頃に乗っていたカローラ2ドアから始まり、コロナを2代(台)乗り継ぎました。ここまでは僕が家族と過ごした時代であり、常に我が家のクルマに乗る機会に恵まれ、そして思い出もたくさん!前回のクレスタに関しては、免許とりたての走りたい盛りの僕が、運転練習も兼ねて実によくドライブに行った思い出深いクルマでした!福岡へのドライブも実に何度も出掛けたし。その事を考えると、今のクレスタは・・・実家のクルマとしては最高級車であるにも関わらず、乗る機会が今までに比べて極端に少なかった事に加え、僕がシビック、そしてレガシィと、愛着のある自分の車を持ったこともあって、あまり思い出を作ることなく別れることになった、ある意味不遇の歴代ファミリーカーとなってしまいました・・・。
しかし、僕の愛する故郷・福岡におけるマイパートナーであることに変わりはありません!だからこそ、この福岡ドライブのパートナーへの愛着を語りたくなる!そんな気持ちで(?)今日のブログでクレスタの話を取り上げてみました。次の帰省の際にもう一度乗れる事を楽しみにしつつ、ひとまずはこのクルマに感謝!迫り来る乗り替えの日まで、オーナーである父親と共に北九州の道を元気に快走して欲しいものです!