インナートリップ?〜初めての内視鏡検査

(食事をしながら御覧の方へ)
本日のブログは・・・食事中の方には一部不快感を与えかねない表現を使用していますので、決して御覧にならないで下さい。
 
 
今日僕は、内視鏡検査というものを受けてきました。というのも、2日前の朝に血便が出た上、それが2日続いたからです・・・。今まで入院など一度もしたことがない上、このような事態に初めて遭うとやっぱりパニックになります。重大な病気に掛かっているのではないのか、と。
ちなみに、血便の色によって原因が胃から来るのか腸から来るのかが分かるらしく、胃から来る場合は胃液などにさらされてかなり黒っぽい血便が出るそうです。一方、本来の血液の色に近い場合は、腸から来る場合と、痔が原因になる場合があるそうです。僕の場合、そんなに黒くなかったので、腸をやられたかもしくは痔・・・。いずれにせよ、早期発見・早期治療が重要なので、早速内視鏡検査を受けることにしました!
 
この検査なのですが、前日からの事前準備として、下剤を飲み続けなければなりません。まずは前日の夜、とりあえず夕食までは普通に行ってもよいのですが、そこから午後9時頃になると最初の下剤投入!マグコロールという名前の下剤をコップ1杯の水に溶かして飲む。その味は意外と飲みやすく、まるでポカリスエットの粉末のような、違和感のないものだったので安心しました!そして最初の排便は、その4時間後位に始まったのですが・・・やはりここでも血便が。とりあえずこの日は、1回の排便で終わりました。
そして、翌日の朝・・・ここからが大変なのです!大腸を洗浄し、検査を受ける体制を作るための、ニフレックスという名の下剤を水に溶かして飲むのですが・・・その摂取量、何と2L!しかも、それを段階的に2時間かけて飲み続けなければならないのです!かつて内視鏡検査を受けたことがある僕の会社の先輩の話によると、その下剤は「この世のものとは思えない程まずい!」らしく、のっけから不安が・・・。
そんな不安と共に最初の1杯を口にする。匂いは決して悪くなく、粉末を溶かしたポカリスエットにも通じるものがあるのですが・・・何とも形容し難い不味さがいきなり僕を襲う!正に「オエェ」と来るもので、吐き気を催しそうな、味覚よりも胃腸が真っ先に拒絶する味でした!これを8〜10回に分けてコップ1杯分飲み続けなければいけないのです!まさに地獄・・・。口にする度に悶絶がこだまする!飲み干すには気合が必要!恐らく、家族で住んでいる人がこれをやった場合、他の家族は「何事か?」と驚くに違いない!
とはいえ、さすがは大腸を洗浄する下剤!飲む度に効果が現れ、飲んだ分しっかり排出されます!飲む回数と同じだけトイレに駆け込み、気が付けばトイレットペーパー1巻分まるごと使用する程でした!何事もなければ、最後に出るのは無色透明な下剤を薄めた水溶液のみだそうで、僕の場合もその通りだったのでひとまずは安心しました。
 
そして午後1時・・・ついに、初めての内視鏡検査が始まりました!
やはり肛門からカメラを入れられるというのは気持ち悪いもので、しかも想像出来ない動きと感触に終始不安でした。最初のイメージでは、単にカメラを入れるだけだと思っていたのですが・・・一緒にガスを腸内に送り込みながら進む為、お腹が膨張するような感覚が実に気持ち悪かった!しかも、所々で便通が悪い時腸に何かがたまった時のような痛みが走る・・・。とはいえ、激痛を感じるような状況はなかったのは救いでした。何しろ、痛みよりもはるかに気持ち悪さが勝っていましたから・・・。
(ちなみに、カメラが腸の中を走った時の感触は、検査後もしばらく続きました・・・。)
カメラが盲腸に差し掛かったところで、医者の先生がカメラを戻しながらモニターのチェックを開始し、ここからが検査のスタートとなります。僕もモニターを見ながら、初めて見る自分の内臓に何とも言えない違和感を感じる・・・。しかし、その道中で大きな変調は見られず、下剤による洗浄効果もあって意外ときれいでした!医者の方も、「重大な問題がある場合ははっきり分かる」と言っていたので、どうやらその心配はなさそうです!ひとまずは安心しました!
・・・が、それでもどこかに原因がある訳で、結局正式な結果が分かるのは、翌週の火曜日!もしかしたら、単なる切れ痔かもしれない・・・。そうなると何ともカッコ悪い展開ですが、それ以上に胃腸に問題がない方が重要なので、変な話ではありますが、単なる切れ痔である事を願う!
 
 
※今回のブログは、非常にリアルな表現や不快感を与え兼ねる内容が多いこともあり、正直言って掲載するかどうか迷いました。ただ、この日の僕と同じように、今までになかった「血便」という事象にショックを受けた場合にどのような処置が必要かを、体験談として残すという目的であえて掲載しました。例えばネットで「血便 対処」などと検索した際に今日のブログにヒットし、「こんな検査や前処置が必要なんだ・・・」とイメージ出来れば幸いだと思っています。