年末年始の福岡シティスナップ

絶品の博多ラーメンを堪能した後は都市散策!僕にとっての「心の都心」である福岡の年末年始の風景です。と言っても、あまり正月ムードはありませんが・・・。
そんな訳で、今回も5ヶ所程廻ってきましたので紹介します!
 
 
平和台球場跡地
昭和の時代、福岡における「プロ野球の聖地」と言えば、平和台球場でした!今からおよそ30年前まで、福岡の地元球団と言えばライオンズでした。もちろん、西鉄ライオンズが有名ですが、その本拠地だったこの球場には、西鉄ライオンズ栄光の奇跡だけでなく、ホークスが「福岡ダイエーホークス」として福岡に移転した最初の4年間をフランチャイズ球場として使用され、多くの市民、いや、多くの野球ファンに親しまれた球場・・・でした。
そんな平和台球場は、1997年を最後に姿を消してしまい、現在ではこのような形になっています。

平和台球場が解体されなければならなくなった理由・・・それが、この場所から発掘された「鴻濾館跡」の調査でした。その為、歴史公園として整備するという理由で、平和台球場は、面影すら残されないまま姿を消しました。
関西で立て続けに解体されたかつてのフランチャイズ球場が、魅力的な複合商業施設に変わったのとは好対照でした。しかし、現在も鴻濾館の発掘調査にこれといった進展がなく、計画どおりの「歴史公園」になるのは、いったいいつの日なのでしょうか?
 
とは言え、48年に渡り親しまれてきた平和台球場の記念碑とも言えるモニュメントが、かつての正面ゲート付近に設置されていました!

残念ながら、僕は一度も平和台球場に行くことが出来ませんでした。しかし、福岡の人たちにとって、この球場で繰り広げられたドラマの数々は、永遠の宝物として後世に語り継がれていくことでしょう!
 
 
冬のけやき通り
平和台球場跡地から歩いて10分足らずで、けやき通りに到着します。国道202号線の大名付近から西側は、けやきの緑に彩られ、周辺にはこだわりのブティックやレストランなどが点在し、高級マンションが立ち並ぶハイセンスなストリートです!
しかし、そんなけやき通りもオフシーズンなのでしょうか、けやきの木々は何とも寒々しい姿でした・・・。

3年前の秋に訪れた時は、けやきの木もすっかり色付き、おしゃれな雰囲気を盛り立てていました。恐らく、今は翌年に向けての小休止に入ったのでしょう。その分、けやきの木の存在感が際立ち、周りの建物の印象が目立つ等、冬しか見れない景色を演出していました。
そんな自然の移ろいもまた、「街は活きている」事を印象付ける大事なファクターだと思います!
 
 
キャナルの正月
福岡を代表する複合商業施設、キャナルシティ博多。13年目となった今年も、九州各地から多くの人が集まる人気スポットとして賑わっています!
それだけに季節感溢れる演出が常に繰り広げられ、この時期にふさわしい正月仕様のオブジェが登場していました!

帰省してすぐの12月29日と、年明け後の1月3日に訪れたのですが、正月にはこのオブジェ前のサンプラザステージではお笑い芸人のライブが行われる等、イベント盛りだくさんでした!
さらに、年明けは実家のクレスタでキャナルシティに来たのですが、その駐車場で九州に11あるナンバーを全て見付ける事が出来たのには驚きました!(あと広島ナンバーもよく見かけました!)
この場所は、時間消費型ショッピングモールの先駆けであると同時に、13年経っても色褪せない普遍的な賑わいを持ち合わせた「非日常的彩りのある空間」だと思います!
 
 
今回の展示車@IMS
僕の天神お気に入りスポット、イムズの4階にある「日産福岡ギャラリー」。ここでの展示車については、過去にも度々紹介して参りました。といってもスカイラインGT-Rばっかりでしたが・・・。
しかし今回は、スカイラインと双璧を成す「日産を代表するクルマ」、フェアレディZの新型が展示されていました!

日産ギャラリーのコンパニオン「ミス・フェアレディ」による、新型Zのプレゼンテーションが行われていました。その姿は、2002年に復活した5代目「Z33」の正常進化形であると同時に、先代以上に初代「S30」の面影を思わせるデザインでした。今どき珍しく(先代より)サイズダウンされたボディは走りの軽快感を増し、質感を大幅に向上させたインテリアと共に、「今度のZも凄そうだ!」と、期待を抱かせてくれます!
さらにこの日はGT-Rも展示されており、何とも贅沢な2ショット!さすがは都心の総合ギャラリー!華があります!
(高値の華、とも言えますが・・・)

  
 
博多の屋台駐車場
最後は、福岡名物・屋台の昼間ショットでございます。去年の正月では天神の屋台の昼間ショットとして、「タイムズパーキングに駐車されている屋台」を紹介しましたが、那珂川沿いに並ぶ「博多の屋台」の場合は・・・

公園に駐車されていました。ちゃんと駐車許可を得ているかどうかは不明ですが・・・。
夜には活気と賑わいを見せる屋台も、さすがに「休息中」となる昼間の風景は何とも寂しげです。しかし、これらの屋台が福岡の風景を彩る・・・そう思うと、やっぱコイツは凄いや!と、勝手に思ってしまう訳であります。
ちなみに、屋台が設置される前の博多の屋台ストリートは、異様なまでに広く感じられました!

 

 
来る度に新たな発見がある街・福岡。美味しい博多ラーメンを堪能する機会にも恵まれ、ますますこの街が好きになってきました!
この街で暮らす事はないとは思いますが、僕にとってこの地は、毎年1度は訪れたい「心の都心」!これからも、帰省の際には多くの「福岡情報」をお届けしたいと思っています!