今週の1枚 Vol.66

実に久々の、今年未だ2回目の音楽コーナーです!しばらく「コレ!」といったCDとの出会いがなくて・・・。そんな中、今年に入って急によく聴くようになったのがレミオロメン
彼らの名曲「3月9日」にちなんで(?)3月9日にリリースされた「レミオベスト」。このCDを買って実によく聴いたのですが、そこから発展してレンタルしたオリジナルCDの中でも、最近のイチオシはコレです!
 
レミオロメン「HORIZON」

HORIZON

HORIZON

 
2006年リリースの3rdアルバムです。前述の「レミオベスト」初回版に入っていた滑走路ライブのDVD(収録曲がCDよりはるかに多い!)には、当時最新アルバムだったこの「HORIZON」収録曲が全て入ってます!その影響でよく聴くようになったのですが、レミオロメンの曲って、やたらと天気や季節を題材にした曲が多い!「雨上がり」「粉雪」「南風」「茜空」「sakura」・・・
その特長はこのアルバムにも色濃く出ており、聴くたびにそれぞれの曲ごとの景色が見えてきます!オープニングの「スタンドバイミー」や「1-2 Love Forever(#2)」、そして「蒼の世界(#4)」は、思いっきり澄み切った夏の青空が、「紙ふぶき(#10)」、そして名曲「粉雪(#11)」は、冬の日のイメージが浮かんで来ます。ラストの「流星」は何故か夏の終わりのイメージで、決してスローテンポではなく、けどどこか「去り行く夏の後姿」を追う少年時代の気持ちが蘇るかのようなナンバーでした!
そして、特にこの季節にピッタリなのが「傘クラゲ(#6)」!梅雨時期ならではの季節感の中、クラゲに見立てたビニール傘の下で芽生える恋。とても素敵なシーンを連想させてくれる、梅雨時の名曲だと思いました!
 
2年前のコブクロがそうだったように、ベスト盤をきっかけに「それ以前のオリジナルアルバム」を聴き始め、そこからお気に入りを見つける・・・。こうしてレミオロメンの世界にどっぷりハマっていきそうな2009年になりそうです!