祝・福岡ソフトバンクホークス 交流戦2連覇!

セ・パ交流戦は残すところ(今日を含めて)3試合を残すのみとなりましたが、我が福岡ソフトバンクホークスが昨日の勝利で、今年の交流戦優勝を決めました!
秋山監督就任1年目の初タイトルは、新人監督初の交流戦制覇!そして、去年に引き続きの2連覇達成です!さらに、今週末の横浜戦で1勝すれば、史上初の交流戦完全優勝達成です!
 
交流戦突入前は借金3だったのが、気が付けば(16日終了時点で)貯金9!しかも、4〜5位だったパ・リーグの順位も、気が付けば日本ハムと同率首位!正に、交流戦の奇跡!去年も同様に交流戦で急加速したソフトバンクでしたが、今年はやはり、ケガ人の復帰や新戦力の加入が大きかった!開幕戦で骨折した新世代のクリーンナップ候補・松田選手が復帰。さらには、実働期間は極端に短いが、出たらやたらと打ちまくる多村選手が、一時期は打率4割という驚異的な活躍!さらには、新外国人選手のオーティズ選手が目を見張るほどの大活躍!そして、今年一番の成長株・長谷川選手もコンスタントに打率を伸ばした他、正捕手争いで一歩リードした感のある田上選手が、チームトップタイの本塁打数をマークする等、ようやく打線に繋がりが生まれてきました!これが一番の勝因だと思います!
とはいえ、投手陣に関しても確実に進化しました!ケガ人の復帰で明るいニュースが多かった野手に対し、和田投手と大隣投手の戦線離脱は痛く、深刻な先発ピッチャー不足は変わらないのですが、その中でホールトン投手の活躍が素晴らしかった!そして、エース杉内投手の5月の成績は素晴らしく、先週の巨人戦では圧巻の完投勝利!さらには苦しい状況下にありながら、急遽加入したジャマーノ投手と、これまた急遽先発に転向した藤岡投手の活躍が光ります!
そして、何と言っても大きかったのが、攝津・ファルケンボーグ・馬原の「SBM」による抑えトリオ!ダイエーホークス初優勝となった1999年の「藤井・篠原・ペトラザ」以来の「勝利の方程式」が機能し、特にファルケンボーグ投手の安定感は抜群!ちょっと馬原投手でつまづく試合が多かったのですが、それでもセーブ数はリーグトップの12!正に「投打がかみ合った」という言葉がふさわしい、最高のチーム状態をもっての優勝でした!交流戦の勝率8割というのは実に素晴らしい!・・・が、そのわずか2割の負けゲームに、僕の観戦ゲームがまたしても当たってしまうとは・・・。しかも、圧倒的敵地・甲子園でサヨナラ負け。僕の後ろに纏わり付く疫病神が、更にパワーアップして帰ってきたのは何とも不幸だ・・・。
 
確かに、交流戦は滅法強かったホークス!が、去年は通常のリーグ戦に戻った途端、いつもの負け越し続きの苦しいチーム状態に戻ってしまい、あっという間に交流戦で稼いだ貯金が底をついてしまいました。同じ悲劇は、今年も繰り返されてしまうかもしれません。今は打ちまくっている多村選手が、いつまた故障するか分からないし、新戦力ジャマーノ投手がパ・リーグのチーム相手に通用するかは未知数。さらには馬原投手の今後に不安を残すなど、不安要素を残したままリーグ戦を再開してしまうのも事実。しかし、この交流戦優勝で得た自信を武器に、全員野球で強いホークス復活に向けて頑張って欲しい!チームが強いとお客さんも集まる!序盤戦は観客動員で北海道日本ハムの猛追を受け、「観客動員数リーグトップの連続記録が途切れるのでは・・・」と心配になることも多いのですが、チームが強ければきっと、今年もリーグトップの人気球団であり続けると思います!
 
とにかく、夏も僕達ファンに感動と興奮を与えてくれる試合を続けてくれることを切に願っています!いざゆけ!若鷹軍団