京のドライブウェイ、待望の新路線!

京都が好きな僕ですが、これまた京都へ向かう交通手段として・・・好んで車を選んでいます。
周りの人からは、「京都は車で行く所ではない」という声が多数を占めていますが、変わりゆく風景を楽しみながら京の都へ近づいていくドライブは、僕にとっては最高のひと時!
とはいえ、名神高速国道1号線の尋常ではない渋滞は・・・やはり「何とかならないか!」と思っている訳ですが、今年の3月20日、ついに待望の新・高速道路が開通しました!
 
第二京阪道路!それまで枚方までしか開通してなかったので、ほとんど用がない路線でしたが、門真まで全線開通し、近畿自動車道と接続したことにより、大阪市街から京都へ向かう新しいルートが誕生したのです!
 
今回、まだ桜が満開になってないにも関わらず、清水寺まで出掛けた理由も・・・この待望の新路線「走り初め」の為でした!
(さすがに桜の見頃となると、車で出掛けること自体が無謀になるので・・・)
 
今回は夜の帰り道のみ、新開通区間の写真を撮ってもらいました。



 
全線片道3車線!当然ながら高機能舗装により、ロードノイズは軽減されています。さらに、防音壁も透明になっている為、一面壁に覆われることによる閉塞感はなく、パッセンジャーは車窓をじっくり楽しむ事が出来ます!
これにより、大阪〜京都間が1時間で行ける様になっただけでなく、名神高速が渋滞している際の迂回路として活用する事が出来ます!例えば、名古屋から大阪市内へ向かう際、京都南〜吹田IC間が渋滞した場合、瀬田東から京滋バイパスに入り、巨椋JCT第二京阪道路に入れば、近畿道阪神高速13号東大阪線を経由して大阪市街地へ。さらに、大阪〜名古屋間の移動においても、草津以降の新名神高速を活用する事で、ルート選択出来るのは嬉しい限りです!
 
とはいえ、基点となる門真JCTの先には、まだ路線が延びることを示唆するような構造となっており、おそらく阪神高速12号守口線の森小路分線に接続する計画があるのだと思います。果たして、完成するのはいつの日か・・・。
 
そして、この道路の開通により、これまで利用意義が「?」マークだった阪神高速8号京都線にも、ようやく日の目を見る時が来ました!
 
 
ちなみに、料金形態は・・・第二神明道路西名阪自動車道と同様、2つの統一料金区間が存在しており、門真JCT〜交野南間が500円、交野北〜京田辺間が450円。それより東は、区間別料金なんだそうです。(阪神高速環状線から京都線までの料金は、わずかな区間近畿道走行区間にちゃっかり500円取られることもあって、通常で2,950円とけっこう高い!週末ETC割引だと、1,750円。さすがに池田線経由(名神高速)京都南IC利用の方が、週末1,400円と350円お得です。それでも名神高速の渋滞を回避出来るという点では、利用価値は高い路線です!(但しETC割引利用に限るが・・・)
今回利用した時も、名神高速がしっかり渋滞していたのに対し、この新路線は終始スムーズでした!
とはいえ、まだドライバーの認知度が完全に高まっていないが故のスムーズさだったのかもしれません。今年のGWには、名神同様に渋滞が予想されますが、2本の路線を選べることで渋滞緩和の効果は十分、期待出来そうです!
 
 
ちょうど1年前の3月20日、この日に開業した「阪神なんば線」は初年度から絶好調で、「神戸からなんばへ」「奈良から甲子園へ」等、新たな関西鉄道ネットワークの可能性を拡げる大成功路線となりました!なので、この第二京阪道路も、ETC割引以外は割高な料金設定など課題も残りますが、新たな京のドライブウェイとして大いに期待すると共に、今後も京都へ行く際には利用して行きたいと思います!

・・・けど、桜の見頃となる時期だけは、電車で行った方がよさそうですが。
 
 
第二京阪道路

 
 
そういえば、西の第二京阪道路開通と時を同じくして、東では首都高中央環状線(西新宿〜大橋JCT間)が開通と、揃って新ルートが誕生。こっちの方も道路好きの僕としては気になるので・・・id:aestivaの「Emerald Scene」で初乗りレポートしてくれるのを心待ちにしたいところです!