再び脚光を浴びる3代目レガシィ

今日は夏のレガシィ特集(前編)!久々に僕の愛車、レガシィに登場して頂きましょう!
けど今回は、その3代目にあたるBE/BHレガシィの話です。

僕が所有しているのはセダンのB4(BE5C)ですが、やはりレガシィと言えばワゴン、という訳で、僕の20年近くに及ぶ友人のkpqは、そんなレガシィの中でも最も人気が高い、ツーリングワゴンGT-B E-tuneⅡ(BH5D)を所有しています。
ワゴンもB4も、そしてワゴンにSUVのテイストを加えたクロスオーバービークルの元祖・ランカスター(現アウトバック)も、くまなく人気を集めています!・・・と、その傾向は現行モデルでも同じ事なのですが、今改めて、3代目レガシィの根強い人気を実感しています!
 
まず、未だに中古車市場で安定した人気を誇る事!初期モデル(A型)が発売されたのは1998年5月、つまりもうすぐ10年!しかし、中古車店に行くとこれらの初期モデルの中には程度の良いものも見かけます!けどやはり人気があるのは後期モデル!日本車としては珍しく、熟成を重ねながら走りの質も後期になればなる程高まっていくのがレガシィの魅力で、D型となればもう5年以上が経過するのですが程度は良好!kpqのワゴンは新車で購入してから7万キロ走ったそうですが、メカニカルトラブルは特になく、今でも快調だと満足げに語ってくれました!
3代目レガシィの魅力は、少々荒削りかもしれないがレガシィらしい個性を持っていて、しかも商品としてのクオリティが高い点にあるのではないかな、と思いました!確かに現行モデルは非常に洗練されており、質感も驚くほど高い!しかし、その走りの質を高めるが為に消してしまった、「ドロドロドロ・・・」といった独特のビートを奏でるボクサーサウンド、これは正にBE/BH型の魅力の一つといえるでしょう!そして、武骨なんだけどそれ故に力強さを漂わせるスタイルは、レガシィのキャラクターをより一層強調してくれています!そして、走りと室内の広さとスペースユーティリティーの両立・・・これは現行型にも相通ずるレガシィの魅力なのですが、それを5ナンバーボディでやってのける辺りはさすがです!

この写真はkpq所有のBH型レガシィのカーゴスペースですが、後ろを倒せば2人でスノボに出掛けるだけの道具一式全て積み込めますし、アウトドアユースにおいては十分なキャパを持っています!さすがに、4WD故にリアサスの張り出しがあって4名乗車+ゴルフバック4セット積載、というのは少々無理がありそうですが、走りが楽しめてしかも遊べる道具がしっかり積める、といった「ツーリングワゴンのある生活」をエンジョイするには十分な魅力を兼ねそろえていると思います!
 
しかし、ワゴンでこれだけの圧倒的支持を得ているとなると、たいがいその他のボディタイプは人気なかったりするんだけど(2代目レガシィがそうだった・・・)、3代目はセダンにも光が当たり、その記念すべきモデルとなったBE型レガシィB4は今でも街でよく見かけます!走りを強調しているクルマはいろいろと改造されるケースが多いのですが、B4の場合はほぼノーマル状態で乗っていただく方が多いのは嬉しい限りです!やはり、オリジナルのデザインが優れている証拠でしょう!
それだけ、クルマとしての出来がいいからこそ、どのタイプもくまなく人気を集めるレガシィの中でも、いろんな意味で個性が強い3代目。これからも多くのオーナーに「レガシィのある生活」の素晴らしさを提供してくれることでしょう!
   
  
次回は後編。歴代レガシィのCMについて話したいと思います!