阪神高速の道路事情

この「人生は娯楽だ!」が関西中心の情報を発信しているのに対し、東京エリアの素敵な情報を常に発信してくれているのがaestivaの「Emerald Scene」。東と西の情報交換も果たせているようでとても嬉しい!これからは「姉妹ブログ」として、共に皆様の役に立つ情報を発信して行きたいと思います!
 
そんなaestivaが先日綴ったテーマが「TOKYO SMART DRIVER(http://d.hatena.ne.jp/aestiva/20071016)」!首都高速の事故削減に向けての取組みと、彼なりの解釈を記載してくれました!先月首都高ドライブに連れて行ってもらった僕としては、「なるほど!」と思う事が多く、併せて「首都高の交通混乱を引き起こしているのは出入り口やジャンクションを始めとした道路の構造にある!」ということを改めて実感した次第です!
 
で・・・一方、関西の阪神高速はどうかと言いますと、これは正にそんな「首都高の欠点」をよく分析した上で作られており、出入り口の右側合流なんて、数える程度しかありません!トンネル内のジャンクションってのも、ありません。とはいえ、土地的に制約が多い都会に作る高速道路はカーブがタイトで、NEXCO(旧JH)が管理している普通の「高速自動車道路」に比べると狭い道幅など、やはり慣れを要する道が多いことは確か!そして首都高同様、車間距離は狭い!けどやはりイラちな関西人の気質なのか?不必要に車間距離を詰めてくるクルマが多い事は今も変わりません!aestivaは「首都高を走る時のポンピングブレーキは危険だ」と言ってましたが、ここ阪神高速に至っては・・・むやみに車間距離を詰めてくるクルマに注意を喚起する為のポンピングブレーキ(といっても実際にはブレーキランプを点灯させる程度。決して「ア・イ・シ・テ・ル」のサインではない)も時には有効です。
とはいえ、シビックを買った頃の8年前に比べると、少しはマナーが良くなっているような気もします。ただ阪神高速にも、構造上危険な場所があります。それは環状線の合流!

上の写真は湊町のジャンクション付近ですが、ここでは左から15号堺線と湊町入口から乗ってきたクルマが、真ん中からは14号松原線が、そして右からは環状線が合流し、そこからだいたい2キロ走れば、今度は左に3号神戸線への分岐がやって来る。そのすぐ右には13号東大阪線への分岐・・・この間に、4車線ある環状線を右から左へ、あるいは左から右へ、慌てて車線変更するクルマをよく見ます。その時、決して「割り込み阻止だ!」と、前の車との車間を詰めてはいけません!環状線の至るところで見かける「ゆずり合い」の看板が示すように、ここはあえて、車線変更して来た車を先に行かせる方が絶対、安全です!あと車線変更する際も、一気に3車線分変更するのではなく、段階的に。この2キロという距離は、1車線ずつ段階的車線変更するには十分ありますから。もし間に合わなかった場合は、焦らずもう一周!・・・とはいえ、首都高同様、こちらも道路の構造を事前に調べておいたほうがよいので、阪神高速ホームページの「ハイウェイガイド」で事前確認!
http://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/hiwayguide/index.html
  
あと、首都高同様、やはりPAは少ないかな?と思いました。特に東大阪方面から神戸方面へ向かう場合、東大阪線起点の水走からPAのある京橋まで、実に40キロ強!これはドライバーにとっては非常に酷です!反対車線はその中間地点の尼崎にPAがあるのに・・・。PAはドライバーのオアシス!NEXCO同様、10〜20キロに1つは必ずたどり着けるようにして欲しいと思いました!
  
そんな阪神高速道路で特に渋滞が発生する箇所は以下のとおり。(だいたい知っている人が多いと思うが・・・)
 11号池田線南行「空港料金所」「塚本」北行「福島」
 12号守口線南行南森町」(環状線合流が近い)
 3号神戸線と16号大阪港線が合流する「阿波座
 14号松原線北行大和川料金所」
 3号神戸線東行「生田川」「魚崎〜芦屋」西行「摩耶〜生田川」
この近辺を通る方は、時間にゆとりを持ってお出かけ下さい!

  
最後に、僕が阪神高速に望む事は・・・
1、神戸エリアの湾岸線の早期開通!(現実的には何十年後になるか分からないが・・・)
2、31号神戸山手線と3号神戸線の直結!(こちらは実現が近い!)
3、3号神戸線 阿波座の合流地点を2車線に拡幅!(用地買収はかなり困難と思われるが・・・)
そして何と言っても、
4、距離別料金制度をとるなら上限は絶対700円以下!神戸エリアも上限500円以下!
  
  
そんないろんな要望を持ちつつも、やはりマイレガシィ阪神高速をクルージングするのは正に「至福のひと時」!だからこそ心にゆとりを持って、みんなで安全運転を!